【高校紹介】尾道高等学校(その③)
みなさん、こんにちは!
さかた塾中学部、代表の西川です。
※12/29追記
入試の出題範囲が広がっていたようです。
生徒さんから質問されて気づきました。
出題範囲に関しては、
こちらも変更しておきますが、
念のため高校HPの募集要項もご確認ください。
sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com
本日は尾道高校の、塾対象説明会に
伺ってきました。
新型コロナウイルスの影響で、
仕方のないことですが、
やはり体育館の上のところに、
「インターハイ出場!」などの横断幕がないのが、
心なしか寂しく感じますね。
去年の同じ時期の写真がこちらです。
やっぱり、去年はたくさんありましたね。
校内に貼られた合格実績は
以下の通りでした。
ということで、基本情報や、
新年度からの変更点、変更予定の点など
確認をしたいと思います。
受験を検討されている方は、
最後までお読みください。
尾道高等学校
男女: 共学
アクセス:JR尾道駅前の桟橋からフェリーと徒歩で約10分
学科・コース:普通科(最難関コース・難関コース・総合進学コース・スポーツコース)、工業科(機械科・電気科)
全県模試偏差値(2020版の志望者平均偏差値):
最難関63.5、難関56.3、総合進学45.8、スポ 44.9、機械35.1、電気38.2
R2年卒業生の主な進学実績:
国公立大学合計22名
早稲田2、慶応、理科大、MARCH4
関関同立11など
最難関と難関の合計が約50名なので、
4~5割ほどの生徒さんが国公立大に
進学していることになります。
また、校長先生のお話では、
「普通科の卒業生が約160名だが、
進学先の大学が80校もある。
過去四年間にさかのぼると
これが130校になる。
生徒一人一人の多様性に向き合った結果だ。」
とのことでした。
生徒さんたちが一人一人、
自分のやりたいことを考えて
選んだ結果であり、
キャリア教育の一つの成果だと思います。
現在、中学校1年生には、
TEIE(Teach English In English)という、
「英語の授業を全て英語で教える」
という取り組みをしているそうです。
これをやっている学校の生徒さんは
間違いなく英語のリスニングに強くなります。
お話を聞くと、
色々とチャレンジをされているな
という印象でした。
その他、学校の特色に関しては、
以前の記事をご覧ください。
入試の変更点は以下の4点
(1つはまだ仮段階)です。
①スポーツ芸術コースが、
音楽による募集を辞め、
スポーツコースになる
女子バレーボールに関して、
顧問と高校の相談によって、
出願が可能、ということになります。
②スポーツコースの、
当日の実技試験は廃止する
③新年度の入試より「WEB出願」を行う
→こちらはまだ仮段階なので、
確定ではありませんが、
従来の願書を中学校に提出し、
中学校からの出願、という流れから、
生徒が個々にWEB出願し、
出願された生徒の調査書を
高校が中学校に請求する、
という形になる予定だそうです。
④新型コロナウイルスの休校措置を踏まえ、
入試の出題範囲が
従来の「中3の2学期まで」ではなく、
「中3の1学期まで」とする
変更となっています。(紫文字が追記箇所)
→これにより、
国語は中3で学習する漢字は除外、
→変更点なし
→「相似」「円周角」「三平方」「標本調査」
を除くすべての範囲
英語は受動態・現在完了まで、
→不定詞(want A to V)、間接疑問文
を除くすべての範囲
理科は遺伝(生物)・イオン(化学)まで、
→「地球(宇宙の中の地球)」「環境(自然と人間)」
を除くすべての範囲
社会は公民の基本的人権まで、
→「経済分野 政府の役割」「国際社会」
を除くすべての範囲
ということになります。
入試の合格ラインに関して、
「昨年度と変わらず」とのことでした。
1.推薦入試(全学科コース対象)
・入試日程(R2年度入試): 1/12
・合格決定の基準:英数国3科+5人一組の集団面接+内申で総合的に判断
・内申点の出願基準は、中1~中3の素内申で、
最難関:9科100/135かつ5科60/75
難関: 9科90/135
総進: 9科68/135
スポ芸:9科73/135
工業科:9科55/135かつ3年次に「1」がないこと
(※総合進学と工業科は基準未満は出願不可、他コースは中学校の判断で1,2ポイントの下回りは可能なこともある)
・3科のテストの合格基準(目安)
最難関:230~240
難関: 180~200
総進: 100~120
工業: 80~100
(※出願したコースの得点基準に達しなかった場合は、下コースへのスライド合格もある。総合進学・工業科に関しては、原則不合格者は出ない。)
・スポーツコースは、「強化指定クラブ」に選ばれた部活動(R2年度入試では硬式野球部、男子ソフトテニス部、女子バレーボール部)に限る
2.特別入試・単願(尾道高校を第一志望で受験する、最難関・難関志望対象)
3.一般入試・単願(尾道高校を第一志望で受験する、総進・工業対象)
4.特別入試・併願(尾道高校を併願先とする、最難関・難関志望対象)
5.一般入試・併願(尾道高校を併願先とする、総進・工業対象)
以下、上記4つに関して
・入試日程(R2年度入試): 1/14
・合格決定の基準:英数国理社5科(英はリスニング含)+面接(帰国生のみ)
・特別入試と一般入試の入試問題は同じ。特別入試に関しては「特待生合格」と「一般合格」があり、基準以上の生徒は授業料等が減額or免除される。
・5科テストの合格基準(目安)
最難関:380~400
難関: 300
総進: 150~180
工業: 130~150
(※出願したコースの得点基準に達しなかった場合は、下コースへのスライド合格もある。総合進学・工業科に関しては、原則不合格者は出ない。)
(※併願よりも単願の方が合格者は確実に尾道高校に進学するため、合格基準が下がる傾向にある)
という形になりそうです。
範囲が縮小されたことに関しては、
他の私立高校も
同様の対応をとる可能性があります。
中3生は、例年以上に
1・2年生の範囲の復習を
念入りにやる必要があるかと思います。
学校の実力テストや、塾の模擬テストなどの
1・2年範囲の復習を念入りに行いましょう。
また、入試制度とは異なる変更点ですが、
台湾の大学へ進学するための
華語(中国語)講座の授業は、
現在は対面授業ではなく、
オンラインでやっているそうです。
学校説明会に関しては、
以下のスケジュールで実施予定だそうです。
早いものだと、
本日、6/18に説明会が行われます。
近隣校でも、ハイレベルなコースで
ここまでコース分けがされている私立高校は
近隣にはありません。
如水館にもS類・A類・B類とありますが、
尾道高校の難関コースに合格出来る生徒であれば、
如水館のS類にも合格出来てしまうので、
尾道高校の最難関コースに合格するか否かは、
北高なら上位合格か否か、
県広・附属福山ならば合格が狙えるか否か、
そのレベルの実力を測る上での
重要な試金石になります。
また、今年度の合格者の中でも、
高校入学組から出ているとのことでした。
内部進学組の方が、
入試実績が良くなりがちな
私立高校において、
この結果も重要な判断材料になるかと思います。
何か追加の情報がある場合は、
追って連絡をいたします。
自分が受験をする可能性のある学校に関しては、
しっかりと情報を集めていきましょう!
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必要があれば簡単な補習などを行って、
そのまま授業に飛び込んでもらいます。
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