さかた塾中学部ブログ

旧・さかた塾中学部の19年度、20年度ブログです。最新のものは「進学塾ライトアップ」のHP( https://lightup-onomichi.com/ )をご覧ください!

【高校紹介】尾道高等学校(その①)

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

本日、授業ではない中1・中2の生徒さんが自習に来てくれました。

毎日コツコツ勉強が出来る習慣がついているのは素晴らしい!次のテストは1か月後。

そこに向けて、しっかり頑張ろう!

 

以前、銀河学院の高校紹介の際に、昨年のうちに学校見学に行ったもう一つの高校があるとお伝えしました。

 

 

それが・・・

 

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尾道高等学校

 

HP: http://onomichi.ac.jp/

男女: 共学

アクセス:JR尾道駅前の桟橋からフェリーと徒歩で約10分

学科・コース:普通科(最難関コース・難関コース・総合進学コース・スポーツ芸術コース)、工業科(機械科・電気科)

全県模試偏差値:最難関62.1、難間55.4、総合進学46.8、スポ芸 推薦のみのため無し、機械39.4、電気38.9

 

H30年卒業生の主な進学実績(H31年のものは5/25時点で未掲載):

広島大学3名、徳島大学3名、県立広島大学3名、兵庫県立大学2名など国公立16名、國立政治大學(台湾の国立大学)1名

他、海外進学予定者7名

 

 

お待たせしました!おそらく尾道市内の多くの生徒さんが公立高校の併願先、もしくは第一志望として志願するであろう、「おのこー」です!

 

生徒・保護者対象の説明会のあったこの日も、多くの中学生さん、親御さんに混じって、スーツの横にでかいおっさんが、説明会に参加しておりました笑(学校には事前に電話をして許可をとっておりました)

 

私が中学生の頃はまだ三美園団地の方にあり、そこまで目立った部活動も無かった印象ですが(間違っていたら申し訳ありません・・・)、今はラグビーや野球、女子バレーや書道など、盛んな部活動がたくさんあります!(顧問の方が代わられたり、あとは色々とニュースにはなっていましたが・・・)

 

また、偏差値60を超える最難関コースもあり、尾道工業高校という公立の高校は廃校になりましたが、工業科から地元企業に就職というコースも用意されているため、本当に色々な生徒さんのニーズに合わせることが出来る高校なんだろうなぁと思います。

 

私の中学時代の友人にも、尾道高校の工業科OBがおりまして、色々話を聞きましたが、中国電力マツダ日東電工JFEスチール・日立など色々な 就職先があるそうです。ただし、学校の成績順で就職先は決まるため、大手を考えている場合は、学校の成績をしっかりと取る練習をしておきましょう。

 

 

まずは入試制度に関して、確認します。

 

尾道高校の入試は出願区分は全部で5つです。

 

1.推薦入試(全学科コース対象)

・入試日程(H31): 1/15

・合格決定の基準:英数国3科+5人一組の集団面接(スポ芸は+実技)+内申で総合的に判断

内申点の出願基準は、中1~中3の素内申で、

 最難関:9科100/135かつ5科60/75

 難関: 9科90/135

 総進: 9科68/135

 スポ芸:9科73/135

 工業科:9科55/135かつ3年次に「1」がないこと

(※総合進学と工業科は基準未満は出願不可、他コースは中学校の判断で1,2ポイントの下回りは可能なこともある)

・3科のテストの合格基準(目安)

 最難関:230~240

 難関: 180~200

 総進: 100~120

 工業: 80~100

(※出願したコースの得点基準に達しなかった場合は、下コースへのスライド合格もある。総合進学・工業科に関しては、原則不合格者は出ない。)

 

・スポーツ芸術コースは、「強化指定クラブ」に選ばれた部活動(H31年入試では硬式野球部、男子ソフトテニス部、女子バレーボール部、音楽部)に限る

 

 

2.特別入試・単願(尾道高校を第一志望で受験する、最難関・難関志望対象)

3.一般入試・単願(尾道高校を第一志望で受験する、総進・工業対象)

4.特別入試・併願(尾道高校を併願先とする、最難関・難関志望対象)

5.一般入試・併願(尾道高校を併願先とする、総進・工業対象)

以下、上記4つに関して

・入試日程(H31): 1/17

・合格決定の基準:英数国理社5科(英はリスニング含)+面接(帰国生のみ)

・特別入試と一般入試の入試問題は同じ。特別入試に関しては「特待生合格」と「一般合格」があり、基準以上の生徒は授業料等が減額or免除される。

・5科テストの合格基準(目安)

 最難関:380~400

 難関: 300

 総進: 150~180

 工業: 130~150

(※出願したコースの得点基準に達しなかった場合は、下コースへのスライド合格もある。総合進学・工業科に関しては、原則不合格者は出ない。)

(※併願よりも単願の方が合格者は確実に尾道高校に進学するため、合格基準が下がる傾向にある)

 

となっております。

 

合格基準の得点に関しては、説明会の最中に入試担当の方がお話していた内容を急いでメモしたものなので、あまり表には出ていない情報ではありますが、不確実なものでもありますので、取り扱いにご注意ください。

 

特待の基準は募集要項をご確認ください。また、兄弟姉妹割引や、卒業生のお子さんが入学する場合の割引制度、工業科のジュニアマイスター制度などの各種割引もありますので、授業料は自治体の支援以上に割引が適用される場合があります。

ご興味のある方は調べてみるといいと思います。

 

 

私は実際、どのコースにどのレベルの生徒さんがわかりませんでしたので、説明会の際に、入試担当の先生に色々と伺ってみました。それによると、

「最難関コースは、広大附属福山や県立広島レベルの高校を不合格になる生徒さん、難関コースは北高や誠之館を不合格になった生徒さん、総合進学は東高を不合格になった生徒さんが進学されるイメージです。北高を落ちる生徒さんは最難関コースの合格は難しいのではないでしょうか?」

とのことでした。

 

ただし、上のコースで出願していても点数が足りなければ下のコーススライドするだけですので、大学進学を目指していらっしゃる方は、思い切って上のコースで出願をしておけば良いのではないかと思います。(念のため、スライドしたときのために他のコースの説明もきちんと聞いておきましょう。)

 

入口を入って、まず目に入って来るのが進学実績。

 

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ですが、私はこの進学実績を見たときに、違和感を持ってしまいました。

 

「あれ?上位コースの偏差値の割には国公立大学の実績が出ていないな・・・。あまり学力を上げられないのかな。」と。(失礼なことを言って本当に申し訳ありません・・・。)

 

 

その答えは、実際の説明会が始まってからわかりました。

 

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尾道高校の特色

①中国語を勉強させ、台湾の大学に進学させるプランがある!

尾道高校には中国語を学習させる、華語講座というカリキュラムがあります。こちらで、留学のために必要な700時間の授業を消化することで、書類審査で台湾の大学に進学できるのだそうです。最難関コースには、高1のときに実際に台湾に行く研修のプランもあるそうです。

 

これは本当に素晴らしいと思いました。英語圏の学校への留学があったり、セブ島やグアムなど、それは観光なのでは・・・というような語学研修が組まれている学校はたくさん知っていますが、台湾というのはとても珍しいと思います。しかも、日本からの留学生は評価が高く、奨学金もかなり出るため、日本の国立大学に進学するよりもお安い学費・生活費で通える場合もあるとか。

中国語圏の大学への進学し、そこから中国系や日本の外資系の企業への就職、というキャリアプランを考えた場合、尾道高校はとても魅力的な選択肢と言えると思います。国公立大の進学が少ないのにも、こういったプランが影響しているのではないかと思います。

 

②「7つの習慣」という、世界的ベストセラーのビジネス書をもとにした教育プログラム導入している!

私が尾道高校の紹介記事を書くのに時間がかかってしまった理由は、実際にこの本を読んでから書きたいと思ったからです。

コミック版を読みましたが、大変勉強になりました。お話の中の主人公は、自分でお店を持ちたいと思い、バーで修行をしているという設定なので、サービス業・接客業に興味があるという方にもぜひ読んでいただきたい本です。(こちらも後日、読書レビューを書きたいと思います。)

 

私も、きちんと「自分の基本原則」と言うものを作り、人間活動の第2領域を重視し、もっと他人の話を素直に聞き、私と関わりのある方々との「Win-Win」な関係性を構築していくために試行錯誤します。

・・・こうやって、受け売りの言葉ばかりだと少し胡散臭いですかね笑。ですが、もちろん私は本気です。

 

尾道高校は、この「7つの習慣」を保護者の方にも伝えるため、「親学講座」という保護者や地域の一般の方対象の公開講座や、小学生対象の講座も開設しているほどの、徹底ぶりです!

 

 

他にも、ニュージーランドへの語学留学もあります。工業科では、旧尾道工業高校で使用していた機械を使用する実務的な指導により、地元企業への就職の大きな助けになります。

 

一般的な学校にはない特色をしっかりと持っている学校のため、「近いから」という理由だけで安易に選ぶのではなく、併願をするのであれば、きちんと学校見学や説明会に参加をして、学校の方針を理解した上で志望するのが良いのではないかと思います。

 

「何が何でも、国公立大学に合格できるように指導してください!」というお気持ちで通われると、もしかしたら学校の方針とはズレが生じてしまうかもしれません。

 

 

教室には、説明会で頂いた資料や過去問もあります。「7つの習慣」の本も置いてありますので、興味のある方はお声掛けください。

 

 

現在、無料体験生を募集しています!ご面談で生徒さんの学習状況を確認したのち、必要があれば簡単な補習などを行って、そのまま授業に飛び込んでもらいます。
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