さかた塾中学部ブログ

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【入試情報】広島県の入試改革延期・・・

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

さて、9月に書かせていただいた、

こちらの記事の続報が出ました。

 

 

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ということで、

広島県の入試改革に関しては、

早ければ来年度から、

 

というのが以前の記事でしたが、

 

 

パブリックコメントに寄せられた批判により、

早くても2023年度、つまり

現小6の子たちが中3になったときの入試から

変更される形になりました。

 

 

ですので、今の中1・中2の皆さん、

 

内申は中1から必要ですよ。

 

そして、

 

内申が入試の半分を占めていますよ。

 

ということで、

勉強はこつこつと、

しっかりと頑張りましょう。

 

 

 

それにしても、

このパブリックコメント・・・、

なんだか見ていて切なくなります。

 

 

中学2年生から

 

内申点にびくびくしながら学校に通い、

 いろいろなものを

 犠牲にしてきたのに悲しい」

 

「遊ぶことも我慢して頑張ってきた。

 改革されることが分かっていれば

 違った意味で充実した

 中学1年生を過ごせたはずなのに、

 本当にひどい」

 

などの声があったという。 

 

 

すごく他人事のような意見に

思われてしまうかもしれませんが、

 

私はこれを読んで、

 

現行の制度が、

「内申にびくびく」

「色んなものを犠牲に」

「改革が分かっていれば

 もっと充実した中1を送れた」

 

そんなことを思わせながら

子供たちに勉強を強いる制度なら、

 

一刻も早く制度を変えた方が良いんじゃない?

 

と思ってしまいます。

 

 

そうですよね。

生徒たちの気持ちも分かります。

 

 

入試のレベルは難しく、

出来る子でもなかなか8割以上は取れない。

 

そんな中で大きな割合を占めるのが内申点

 

 

だから、親に言われ、学校の先生に言われ、

塾の先生に言われ、先輩に言われ、

びくびくしている子もいるんでしょうね。

 

 

けれど、制度が変更されても

内申点が無くなるわけではないし、

 

むしろ学校の先生からの評価という

フィルターを通さずに、

自分の努力をより評価してもらえる

制度になるはずなのに、

 

 

どうして、

自分のこれまでの努力が無駄だったと、

 

改革を知っていたら

もっと良い人生が送れたと、

 

13歳、14歳の子供たちから

自分の人生を後悔するような

コメントが出るんでしょう・・・

 

 

 

今回の改革の延期が、

このようなパブリックコメント

反対意見を受けて、

延期されたということは、

 

先程の中学生たちに対して、

 

「安心してください。

 これからも内申点にびくびくして、

 色々なものを犠牲にし続けてください。」

 

と、言っていることになるし、

 

「安心してください。

 これからも遊ぶことは我慢して、

 今の勉強漬けの充実した生活を

 送ってください。

 

 違った意味で充実した生活なんて、

 夢のまた夢ですよ。」

 

と言っていることになります。

 

 

 

私が、

こんな愚痴みたいなことを言っても、

何かが変わるわけではないし、

 

生徒の皆さんを不安にさせている

だけかもしれないんですが、

 

どうも釈然としない・・・。

 

 

内申点を取ることは、

コツコツ勉強をすることと、

人から評価される練習として

とっても大事なことです!

 

だから、頑張ろう!

 

 

こういう考え方じゃ、ダメですかね?

 

 

入試で勝つために

自分の人生を犠牲にしても

内申をとれーーー!!!

 

内申点を取らないと、

人生の終わりじゃーーー!!!

 

 

子供たちのネガティブ思考は

誰かにこんな風に

脅迫されているとしか思えない。

 

 

内申点は決して、皆さんを縛り、

恐怖に陥れている諸悪の根源

・・・では決してないと思うんだけどな。

 

 

と、私のモヤモヤを

みなさんに伝染させたところで

今日はこの辺で。笑