さかた塾中学部ブログ

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【入試制度】大学入試に向けて意識してほしいこと

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

 

中3コメントです。

 

「今日は数学をした。

 入試は最後の大問が毎回解けないので、

 自分の力で解けるようにしたい。

 理科も、しっかり基礎を定着させたい。」

→解いた後の見直しは

 しっかりとしてくれていると思うので、

 次は問題を見ながら、

 どうすれば解ける問題だったのか

 しっかりと考えてみましょう!

 

 問題の中の条件を見落としている

 のかもしれません。

 

 前の設問がヒントになっていることも

 多いのですが、それを使うことが

 まだ考え付かないだけかもしれません。

 

 この壁を超えられれば、

 数学は高得点が期待できます!

 頑張りましょう!

 

 

「千歯こきは農業をする際に

 使う道具なのに、江戸時代に

 紡績業でつかうものだと

 勘違いしてしまっていた。

 もうこんな変な間違いはしたくない泣」

→入試問題を解くと、

 

 分かっているつもりでも

 間違えて覚えているところ、

 覚えきれていないところ、

 課題が色々とわかりますよね!

 

 小テストで基礎を確認しつつ、

 どんどん問題を解きましょう!

 

 

「受験まであともう少し。

 今日から早寝早起きを

 ちゃんとします。あと3日。」

→しっかりと自分の

 今までやってきたことを確認して、

 万全の準備をしましょう!

 

 

「テストがもう少ししたらあるので、

 副教科をした。

 明日は数学の図形をしたいと思う。」

→選抜Ⅱを受ける場合には、

 もちろん学年末の成績も

 内申に加味されるので、

 

 受験勉強と上手く

 折り合いをつけながら頑張りましょう!

 

さて、1/25~2/5までは

国公立大学の前期選抜の出願期間です。

 

そして、現在は

私立大学の入試の期間でもあります。

 

 

中学生のみなさんのために

解説をしておくと、

 

大学受験の入試のスケジュールは、

以下のようになっています。

 

9月~12月

学校選抜型入試

AO入試・推薦入試・指定校推薦入試

 と呼ばれていたものがこれです)

こちらの入試では、

 学校の内申や各種検定が必要だったり、

 出願資格だったりするものがあります。

 

 また、入試では小論文や面接が

 必要なものもあります。

 

 基本的には第一志望の大学を

 受験するので、

 合格すればその大学に

 進学することになります。

 

 

1月半ば

大学入試共通テスト

センター試験と呼ばれていたものが

 今年度から名前が変わりました)

→全国共通の入試問題を

 近くの大学で受験をします。

 

 尾道北の場合、

 文系は尾道市立大、

 理系は広島県立大の三原キャンパス

 での受験でした。

 

 国公立大学を受験する場合には、

 この入試が必須で、

 

 ほとんどの大学が、

 5教科7~8科目を受ける必要があり

 幅広い対策が必要です。

 

 今年度の入試は、センター試験同様に

 記述問題ではなく、 

 記号や数字を塗りつぶす、

 マークシートを使った問題でした。

 

 ただし、今年度から出題傾向が

 大きく変わった教科もあります。

 

 全体的にどの科目も、

 センター試験時代から比べると

 問題文の量が増えているので、

 

 文章を速く正しく読む能力が

 より重要になりました。

 

 

2月前半

私立大学の一般入試

私立大学の場合は

基本的には3教科入試です。

 

中には、

2教科で受験できる大学があったり、

 

英検を持っていれば英語の入試を

免除してくれる制度があったり、

 

3教科のうち、高得点の教科を2倍して

受験結果を見てくれる入試などもあります。

 

国公立大学と異なり、

3教科しかないので、

その中に1つでも苦手科目が入っていれば、

偏差値55以上の大学への進学は厳しいです。

 

人気大学は東京・京都・大阪など

都市部に集中しています。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

以前、こちらの記事でも触れましたが

 

私立大学は就職活動へのサポートも

手厚い場合が多いので、

(就職率や国家試験合格率が低ければ、

 人気が落ちてしまうから)

 

大学の先のことを考えると、

決して悪いものではありません。

 

特に、就職を都市部で考えている

生徒さんたちなら、

 

何度も新幹線で面接を受けに行ったり、

ウィークリーマンションを借りて、

孤独な就職活動をすることを考えれば

 

都市部にある難関私大を

真剣に検討すべきだと思います。

 

 

2月25日ごろ 国公立大学前期試験

 

3月4日ごろ 公立大学中期試験

 

3月12日ごろ 国公立大学後期試験

 

そして、2月末からいよいよ

国公立大学の受験が始まります!

 

前期・中期・後期、

それぞれ1校しか大学を

受験することが出来ません。

 

こちらは各大学の会場に行って、

記述問題中心の入試問題を

解いていきます。

 

 

そして、共通テストの結果と、

各大学で受験をするいわゆる2次試験の

2つの結果の合計点で、

合否が出される形です。

 

高校受験と大きく異なる点は、

学校の内申が全く必要ないことです。

(ただし、これは今後

 どうなるかわかりません。)

 

そのため、学校の課題をただやるのではなく、

きちんと自分の大学受験に向けて、

意味のある勉強を考えなければいけません。

 

 

また、受験をする大学によって、

共通テストと2次試験の比率も異なります。

 

いわゆる難関大学

受験する場合には、

 

共通テストよりも2次試験の割合が

高い場合が多いので、

 

しっかりと記述力を

鍛えておく必要があります。

 

 

ただし、近隣の国公立大学の場合、

広島大学岡山大学山口大学

 島根大学愛媛大学鳥取大学

 広島県立大学尾道市立大学など)

 

共通テストと2次試験の割合が半々か、

 

共通テストの結果を

重視する大学が多いため、

 

共通テストで失敗をしてしまうと、

合格出来る可能性がある大学が

ほとんど無い場合もあります。

 

 

 

現在通ってくれている高校3年生は、

 

共通テストの結果を見ながら

国公立大学の出願先を決定し、

 

現在は私立大学に向けた

最後の追い込みの真っ最中です。

 

 

そして、私立が終わり次第、

国公立大学に向けて、

 

2次試験に必要な科目の

最終確認を行っていく流れです。

 

 

100単語ほどの長い長い英作文が

必要になる大学、

 

1教科しか必要ないため、

その1教科を極めなければならない大学、

 

小論文を出題してくる大学、

 

英語の長文、国語の小論文、

グラフなど、教科をまたいだ

総合問題が出題される大学、

 

それぞれ過去問を解いて、

自分の大学に合った対策をしていきます。

 

 

 

そこで、中学生の皆さんに伝えたいのが

 

自分がどの大学に入って

どんなことを研究したいのか、

 

 

将来はどんな仕事に就きたくて、

そのためにはどんな資格が必要なのか、

(看護師や薬剤師、学校の先生など、

 大学の指定の学部を

 卒業していないと

 とれない資格があります)

 

 

その受験のために、自分がどの教科を

どれくらい勉強しておかないといけないのか、

 

 

そのためにどの授業を選択し、

どの授業を選択しないのか

 

 

みなさんは、

これらを高校に入ってから

志望大学を決めるまでに、

 

ちゃんと考えておかないと

いけないということです。

 

 

とりあえず、

私立はお金が高いから

国公立にしま~す。

 

それなら、高校1年のうちから

どの科目も手を抜かずに

頑張らないと受験のとき苦労します。

 

また、文系であっても

受験科目に数学が

必要な大学が多いため、

 

難しい高校数学に

きちんと遅れずに

ついていく必要があります。

 

 

えー、数学嫌いだから、

じゃあ私立にする!

 

それなら受験科目が

3教科しかない分、

その3つは得意科目にしないといけません。

 

 

しっかりと考えないといけません。

 

以前通っていた高1の生徒さん、

 

進路希望調査で色々と

自分の受験したい大学のことを

調べないといけなかったのに、

 

「面倒だから、見本のやつを

 調べることにします・・・」

 

と言っていました。

 

そんなことを言っているうちに、

あっという間に大学受験で、

 

準備不足な生徒さんは、

あたふたすることになります。

 

 

・・・と、あたふたしている

一部の高3の生徒さんを見ながら

思ってしまいました。

 

しっかりと自分で考え、

しっかりと自分のために

勉強を重ねていくこと。

 

あとは、人の話をちゃんと聞くこと。

 

 

誰かが注意をしてくれるのは、

怒ってくれるのは、

あなたのためを思ってです。

 

それを無視していたのでは、

聞いたフリをしてごまかしていたのでは、

いつまでも成長出来ません。

 

 

高校生って、今の自分のままでも

ちゃんと高校に合格出来たじゃん、

っていう成功体験がある分、

 

人の話を聞かない子は

余計に話を聞かなくなります。

 

だから、いくらこちらが話をしても

全く耳を貸さずに手遅れになることも…

 

 

これをちゃんと中学生のうちから

意識していきましょうね!

 

 

現在、無料体験生を募集しています!

(一部募集を終了している学年もあります。)

 

ご面談で生徒さんの学習状況を確認したのち、

必要があれば簡単な補習などを行って、

そのまま授業に飛び込んでもらいます。

 

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