さかた塾中学部ブログ

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【高校紹介】銀河学院高等学校(その②)

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

22日も警報が出ている中ですが、

教室で6時間も自主学習をしてくださる

生徒さんがいらっしゃいました。

 

本当にありがとうございました。

 

23日ですが、

生徒さんから要望を頂きましたので、

12時から教室を開ける予定です。

 

 

さて、ここからは先日お伝えした通り、

9月に説明会に参加した学校の情報を

お伝えしていきたいと思います。

 

広島全県模試の「スクールガイド」という

受験情報誌の2020年度版が届きまして、

最新の各校の偏差値等がわかりましたので、

データなどはそちらも参考にしながら

お伝えしていきます。

 

これに伴いまして、

学校紹介の教室の掲示物も

更新していきたいと思います。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

銀河学院高等学校
HP: http://www.ginga.ac.jp/


男女:共学

 

アクセス:JR大門駅より徒歩7分


学科・コース:

Ⅰ類(国公立大・有名私立大合格を目指すコース)

Ⅱ類(大学・専門学校等への進学を目指すコース)

 

全県模試偏差値:Ⅰ類 44.6、Ⅱ類 41.9

 

H31年卒業生の主な進学実績:九州大学1名、大阪府立大学1名、岡山大学4名、島根大学1名、山口大学1名など国公立大15名

 

 

大門駅ということで、少々遠いのですが、

私がこの学校の気に入っているところは、

前回の記事にも書かせていただきましたので、

改めて過去の記事を抜粋します。

 

この学校は、県内の私立では

ほぼ採り入れていない

魅力的な制度があります。

 

それが「併願推薦の延納制度」

「3月Ⅰ類入試」です。


県立高校を第一志望とされている皆さんには、

「県立高校の入試の前に私立の入試があり、

合格した後は入学手続金という形で

10万円前後の金額を

席の確保のために納めなければならない」、

というイメージがあると思います。


ですが、銀河学院はそうではありません。



併願推薦は「『国公立の高校に全て落ちた場合、

確実に銀河に入学する』という確約をした方のみ、

入学金・入学手続金の納付を選抜Ⅱの発表後まで、

座席を確保した状態で待ってくれる」という制度です。

 

ただし、この制度を使う場合は、

他の私立高校は受験できません。

 

(中略)


地方の私立高校になると、

そもそも子どもの数が少ない上に、

公立高校の倍率も決して高くはない

(=私立に進学する子の数が少ない、

 生徒数の確保が容易ではない)ので、

学校経営的な側面を考えても、

この制度を採用する学校はあまり見かけません。

 

そういった意味で、非常に画期的な学校であると言えます。

 

(中略)


さらに、「3月Ⅰ類入試」です。

これはⅠ類に進学意志のある生徒を対象に、

選抜Ⅱの発表後に書類審査と面接のみで

合否を出す入試です。

 

ですので、自信満々で公立一本で受験をしたけど、

落ちてしまった・・・という生徒さんで、

基準を満たしている生徒さんの最後の砦になってくれます。


この制度を使ってほしい、というよりは、

こういった雰囲気・制度がある学校があることを

頭の片隅に置いた上で、受験校の選択をしてほしい、

という意味でご紹介させて頂きました。

 

気になった方は、

ぜひ学校見学に行っていただければと思います。

 

今回、改めて説明会に参加させていただいて、

前の記事に加えて、学校の特色が分かりましたので、

少しだけご紹介します。

 

 

まず、高校から入学した3年コースの生徒さんの

国公立大学の進学実績を説明会で教えて頂けましたので、

そちらを載せておきます。

 

H30 岡山、高知、北九州市

H29 愛媛、山口、福山市

H28 愛媛2、香川、広島市

H27 広島、岡山、島根2、福山市立、尾道市

 

ということで、高校からⅠ類に進学する

15~25名ほどの生徒さんのうち、

5名前後は国公立大学に進学するようです。

 

東高に合格出来なかった、

受験を諦めたくらいの生徒さんが

そこまで伸びたと考えると、

偏差値の割には

成績の上昇が見込める高校だと

言えると思います。

 

 

昨年の公開授業の見学にも

行かせていただいておりますので、

電子黒板やアクティブラーニングなど

新しい授業を採り入れているというのも

拝見しております。

 

説明会で伺った話を

それに付け加えさせていただきますると、

早稲田大学教育学部の教授などを呼んで、

教員の方々も授業づくりの研鑽を行ったり、

 

ライフスキル研修という、

生徒さんの自己肯定感や

コミュニケーション能力を高めるための

研修を行ったりして、

授業の中身に関しては

工夫を重ねているとのことでした。

 

 

また、希望者対象で東京・京都合宿という

先輩たちから話を聞く機会を設けたり、

放課後にオンライン英会話レッスンを受けさせたり、

勉強の意欲がある生徒さんへ、

色々とケアをしていることもわかりました。

 

 

最後に入試制度に関して、

上記の内容も含めてまとめます。

 

受験区分は以下の7つです。

①専願奨学生(銀河を第一志望+特待)

 基準:校長推薦+中32学期内申5科20以上

②専願推薦(銀河を第一志望)

 基準:校長推薦+中32学期内申5科全て2以上

③専願部活動(銀河を第一志望の部活動優先組)

 基準:男女剣道・男子サッカー・男女バスケ・

 女子バレー・男女吹奏楽部で部活動顧問からの申請

④併願推薦(公立第一志望で、不合格なら銀河)

 基準:校長推薦+中32学期内申9科27以上

    (ただし、どれかに1がある場合は不可)

⑤併願一般A(公立第一志望、他私立と併願可)

 基準:中32学期内申9科27以上

    (ただし、どれかに1がある場合は不可)

⑥併願一般B(公立第一志望、他私立と併願可)

 基準:特になし

⑦3月Ⅰ類(公立不合格で、他私立を受けず)

 基準:校長推薦+中32学期or学年末で5科20以上

 

 

それぞれの入試日程・受験内容は以下のとおりです。

①⇒受験日1/12、個人面接(15分)+作文

②④⑤⑥⇒受験日1/12、英数国

③⇒受験日1/12、英数国+面接

⑦⇒受験日3/19、書類選考(調査書)+個人面接(10分)

 

①⑦は合格した時点で授業料全額免除の特待

その他は当日の試験の結果に応じて授業料割引の特待です。

 

 

また、④⑤に関しては、

所定の用紙を提出すれば、

入学手続金+入学金の納入を

選抜Ⅱの合否がわかる

3/17まで延ばしてもらうことが可能です。

 

ですので、公立第一志望で、

併願として銀河を受験される生徒さんたちは、

延納の手続きをされることをお勧めします。

 

 

3月入試と延納制度は、

広島県内の私立ではかなり珍しい制度ですので、

使える場合は最大限使っていきましょう。

 

 

就学支援金という、

新年度からの新たな制度によって、

私立高校も今まで以上に学費の補助が受けられ、

通いやすくなります。

 

もちろん、しっかりと勉強して

公立高校に合格することは、

多くのみなさんが望んでいらっしゃることですが、

 

各学校の特色などを見て、

私立もいいなと思える場合には、

今までよりも経済的負担が少なくなりますので、

色々と検討してみてもらっても

いいのかなと思います。

 

 

尾道高校は29日の文化祭後、

その他の学校もまとまり次第

こちらでご報告をいたしますので、

よろしくお願いいたします。