さかた塾中学部ブログ

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【テスト結果】中3内申出ました!&【入試情報】広島と東京の高校入試を比べてみた

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

本日は中3の生徒さんから嬉しい報告がありました。

 

 

「内申が6UPしました!」

 

頑張ったね、おめでとう!!

 

思わずジャイアンツの原監督のように、

グータッチをしてしまいました笑

 

5教科と副教科の1つが

それぞれ1ずつ上がったとのことでした!

 

我々の塾業界では、

「中3の1学期の内申は低めに出る」

と言われています。

 

その理由は、主に2つあります。

 

①12月に出される学年の仮内申

(高校に提出する内申)に向けて

生徒に油断させないため。

 

②生徒にどんどん高い成績をつけていると

教育委員会などに「上げすぎ」と

批判されるので、その調整のため。

 

ですので、その中での内申6UPは

本当に頑張ったなと思います。

 

学校の担任の先生にも、

「2学期も頑張れば、あと3つ上がる」

言われているそうです。

 

そうすれば、あの学校にも届きそうだよね?

 

油断せずに引き続き頑張ってほしいと思っています。

 

 

さかた塾では、内申にこだわっています。

それは、広島県の入試の状況があるからです。

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

広島県の公立高校の場合、

入試得点と内申の割合が125:130、

つまりほぼ5:5の割合で見られています。

しかも内申は中学1年生からのものが必要です。

 

 

東京都の都立高校の場合、

入試に必要な内申は中3の内申のみ、

しかも入試得点と内申の割合は7:3です。

 

つまり、東京都の入試の場合は、

仮に内申が振わなかったとしても、

入試得点力があれば挽回が可能です。

 

 

広島県の場合は、内申の割合が大きいため、

入試得点力で挽回するには、かなりの実力が必要です。

 

しかも、広島県の高校入試は全国指折りの難易度です。

 

どれくらい難しいのかご理解いただくため、

試しに都立高校の得点の割合と比較してみます。

(以下、教育委員会のHPよりデータを引用しました)

 

H31年入試 各教科得点率

 教科 広島県 東京都

 国語 47.2% 71.0%

 数学 42.0% 62.3%

 英語 42.6% 54.4%

 理科 46.6% 67.1%

 社会 43.2% 52.7%

 

衝撃的ではないですか?

 

同じ公立高校入試なのに、

ここまで違うんですよ。

 

東京都は前年に比べ、

英語と社会の得点率が10%近く下がっています。

対する広島県は、前年に比べ得点が微増しています。

 

それでもこれだけの差があります。

 

 

東京だから学力が高いというわけではありません。

 

むしろ東京は、多くの優秀な生徒さんを

私立や公立の中高一貫校に取られていますし、

 

日比谷・西・戸山などの都立難関校は

自校作成問題という独自問題を使っているので、

英数国の3教科では母数に含まれていません。

 

私はどちらの入試過去問も解いていますが、

本当に全くの別物だと思えるくらい難易度が違います。

 

 

広島県の高校入試は、内申の比率が高い。

 しかも入試難易度が高く

 実力によって得点力の差がつきにくい。」

 

つまり、極論を言ってしまえば、

広島県の高校入試は、

 内申を決める中学校の先生が

 合否の手綱を握っている。」

と言えると思います。

中学校の先生の裁量次第で、合否が分かれます。

 

だからこそ、提出物遅れなんていう理由で

内申を下げられたくないので、しっかりと管理します。

 

授業中は積極的に発言をしてほしいし、

まず何よりちゃんと真面目に授業を受けてほしい。

 

あの先生の授業なら、怒られないから

ちょっとくらいふざけても大丈夫だろう。

そんな油断はしないでほしい。

 

本当に本当に内申が大切です。

 

 

ただし、広島県の場合には

入試倍率がそこまで高くないのが

せめてもの救いです。

 

ほとんどの学校が、倍率は1.3倍に収まります。

つまり、倍率が高くても

13人が受験すれば10人が合格、

260人が受験して200位までだったら合格、

ということです。

 

学校によって、年度によっては定員割れを

起こしている場合もあります。

その場合は、どんな点数でも全員合格です。

(もちろん、実力がないまま学校に合格してしまえば、

 その後の高校生活は勉強が苦しくなりますが…)

 

 

だからこそ、

中1・中2の皆さんは、普段の学校生活から

しっかりと内申を意識しましょう。

その上で、少しずつ難しい問題にも触れて、

難しい高校入試に向けて、万全の準備をしましょう!

 

 

中3の生徒さんは、内申が決まるまで、

まだあと1学期分のテストが残っています!

行きたい学校に現状で内申が届いていなくても、

これからしっかりと頑張ればまだ可能性はあります。

 

逆を言うと、

内申を入試得点で補えるくらい勉強をすれば、

高校に入ってからは、

勉強面で他の子たちをリードできるかもしれません。

 

 

ちょっと勉強しただけでは、

学力も内申も劇的には変わりません。

 

自分から何かを変えようと思わないと、

そしてコツコツと努力をしないと、

一時的に点数が上がっても、

次のテストでは下がってしまいます。

 

こつこつと、勉強をする習慣をつけていきましょう。

そのために、私に協力できることは何でもしますよ。

 

これからも一緒に頑張りましょう!

 

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