さかた塾中学部ブログ

旧・さかた塾中学部の19年度、20年度ブログです。最新のものは「進学塾ライトアップ」のHP( https://lightup-onomichi.com/ )をご覧ください!

【雑談】高校時代のちょっと苦い思い出

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

夏期講習のお問合せを何件か頂いております!

お問合せくださった皆さん、

本当にありがとうございます!

 

ご期待に沿えるよう、精一杯指導にあたります!

 

地域の方々に、この塾のことを

話題にしていただいているという話も耳にします。

本当にありがたい限りです。 

 

そんなお問合せをいただいた方の中で、

私と同じ中高一貫校に通われているお知り合いの方が

いらっしゃるという話を伺いましたので、

少しだけ高校のお話をしたいと思います。

 

私は、中学校までは地元の公立中学校に通っていました。

 

ほぼ毎日部活がある野球部で汗を流し、

決して上手かったわけではないですが、

みんなにキャプテンに選んでもらい、

県大会に出場することも出来ました。

 

通っていた学習塾は、

現在、若竹塾尾道校さんがあるところにかつてあった、

尾道進学教室」という塾です。

 

 

塾長先生が学生時代に

おかまバーで美川憲一に口説かれたとか、

 

別の先生が宝石店の元店長で、女性を落とす

ナンパのテクニックを300個持っているとか、

 

授業の合間に聞けるそんな話に笑いながら、

勉強の内容がどんどん入ってきて、

模試では全国100位以内の成績を取ることも出来ました。

 

 

高校受験では、広大福山・岡山白陵近大東広島の三類と、

受験した3校全てに合格することが出来ました。

 

 

国立の高校には合格したものの、

どうせ塾に通わないといけないなら

私立高校の方がいいのではないか、

 

また、通学時間を減らせる寮生活の方が

より勉強に集中出来るのではないか、と考え、

両親にお願いをして、私立の岡山白陵高校に

通わせてもらうことになりました。

 

 

高校に入ってからは、色々な壁にぶち当たりました。

 

進学校に進んだ生徒さんは、多かれ少なかれ

ぶち当たってしまう壁だと思いますが、

自分と同じかそれ以上の学力の同級生が、

100人、200人といるわけです。

 

中学までとは本当に違う世界。

どんなに勉強しても勝てない同級生が

たくさんいる世界です。

 

何よりまず、全ての授業で

生徒が真面目に先生の話を聞いているなんて

中学時代では考えられませんでした笑

 

 

岡山白陵高校は、

全国でも指折りの医学部合格率を誇る学校、

学年全体でも半分以上の生徒が、

東大か、国立大学の医学部を目指しているような

とんでもない学校でした。

岡山大学の医学部で東大の理科Ⅰ類と同等の偏差値です。)

 

おじいさんが宮内庁で皇族の方々の主治医だったとか、

お父さんが科学雑誌の表紙を飾っているとか、

お父さんが医者をやっていて、身長を伸ばすために

まだ日本で認可されていない薬をくれるとか…笑、

 

高校2年のうちに英検1級を取り、

フランス語やイタリア語も勉強している先輩がいるとか、

両親も医者、兄弟も医学部に通っているとか、

 

尾道の片田舎で育った私にとっては

びっくりするような話をたくさん聞きました。

 

 

中学まで軟式野球をやっていたので、

高校での部活は硬式野球部に決め、

部活と勉強の両立を続けました。

 

とはいっても、授業は70分授業が5時間で、

ホームルームが終わるのが4時過ぎ、

完全下校時刻は6時だったので、

平日まともに練習できたのは1時間くらいです。

 

 

勉強では勝てなくても、

せめて部活くらいは、勝てるだろう。

なんたってこっちは県大会に出場してるんだから、

と思っていましたが、それも叶いませんでした。

 

1つ上の先輩に、成績は学年1位、

野球では中学生のときに全日本選抜に選ばれたという

恐ろしい先輩がいました。

 

もう本当に、何一つ誇れるものが無い・・・

そんな風に思うこともありました。

 

それでも野球部は勉強のいい息抜きになって、

なんとか3年間続けることが出来ました。

 

 

私は、「親に余計なお金をかけてまで、

この学校に通わせてもらったんだから、

なによりも勉強をしっかりやらないと!」

と意気込んでいました。

 

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写真は当時使っていた、日本史と英語の教材ですが、

こんな気持ち悪いくらい書き込むほど勉強を頑張っていました。

 

 

しかし、この努力はほとんど結果に結びつきませんでした。

 

 

今まで、なんとなく塾に通っているだけで

面白いように成績が上がっていたので、

工夫して勉強をする、という習慣がまるでありませんでした。

 

だから、誰にも相談せず、

自分がこうだと信じた勉強を

誰よりも時間をかけてひたすらやっていました。

 

高校の予習型の勉強への対応がうまくいかず、

時間はかけているけれども、

身にならない勉強をずっと続けていました。

 

 

このままじゃマズイ・・・

勉強内容をしっかりと工夫しないと!

と意識し始めたのは高校3年生になってからです。

 

そこから少しずつですが、成績が上がるようになりました。

 

 

今思えば、もっと勉強のやり方を

勉強の出来る子や、学校の先生に、

恥を忍んで相談したり、真似をしたり、

早くからやっておけばよかったなと思います。

 

そんなふうに、効率よく結果を出すために

いい意味で手を抜ける頭の良さを、

自分の目標を達成するためには何が重要で

何が重要でないのか、本質を見抜く頭の良さを、

身につけておけばよかったなと思っています。

 

 

結局私は、高校での成績は

真ん中よりちょっと上くらい。

 

私より上の成績の同級生たちは、

ほとんどみんな東大に進学した中で、

私は前期で東大に落ち、

なんとか後期試験で筑波大学に滑り込んだ、

という結果でした。

 

 

しかし、この苦い経験は、

結果的に無駄にはなりませんでした。

 

塾講師をやることになり、

生徒さんたちと話をするときに、

テストの点数や志望校合格の話だけでなく、

しっかりと考えて勉強することの大切さを

伝えられるようになっていると思います。

 

 

「高校に入ったら、〇〇の部分が大事になるから

 今の勉強はこういうところを意識した方がいい。」

 

「間違ったって全然いいよ。

 そこから、どうして間違ったのか、

 どうやったらその間違いを減らせるのかを

 しっかりと分析してみよう。」

 

生徒さんには普段からこんなお話をしていると思います。

 

自分のしてきたたくさんの苦労を踏まえて、

厳選してお話しているつもりです笑

 

 

ということで、

ちょっと暗めの話になってしまいましたが、

充実した、本当に楽しい高校生活でした!

 

寮生活でのおもしろ話も、また授業の合間にします笑

友達の痔の話とか、後輩の恋愛の話とか、

鉄板ネタはたくさんあります!

 

中学時代に尾道進学教室で、

先生が何気なく話してくれた笑い話って

今でも色々と覚えているんです。

 

だからこそ、私も先生にしてもらったように、

生徒さんたちにどんどんと色々なお話を

していこうと思っています!

 

明日以降の授業も楽しく頑張りましょう!

 

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