【雑談？】あと一歩な、『惜しい』生徒さんたちへ

みなさん、こんにちは！

さかた塾中学部、代表の西川です。

夏の体験を受けて、

正式入塾してくれた生徒さんたちも

早くも１か月が経とうとしています。

見ていて気になるのは、

「話を聞いているようで聞けていない」

生徒さんがまだまだいるなということです。

問題を時間内に解き終わって、

暇そうにしていたので、

「時間いっぱいまでしっかりと見直しをしよう」

と伝えて、後ろから見ていても、

じーっと１点だけを見つめている生徒さん。

つまり、見直しをしているフリをして、

スイッチをオフにしてしまっている状態でした。

「LoqLogの音読は、

きちんと読まないと意味が無いから、

ズルして再生だけしといて、

音読はしていない状態だとダメだよ。」

と伝えても、悪びれずに

「PCとタブレットで２台いっぺんに再生してます。」

と自分の不正をばらしてしまう生徒さん。

LoqLogの音読時間が伸びなくて、

「どうしたの？」と聞くと、

「すっかり忘れちゃってて・・・」と

毎回言う生徒さん。

こういうのを見たり聞いたりすると

悲しい気持ちになりますね。

本当に惜しい、あと少しなのに。

最初の生徒さんは、解くスピードはあるんです。

だけど、その詰めの甘さをどうにかしないと、

これくらいでいいか、と色んな場面で手を抜いてしまう。

それに、塾の時間は限られています。

中学１・２年生は１週間168時間のうち、

塾にいるのは３時間半だけなんです。

何時間も拘束されて、

ダラダラ演習をするスタイルの塾ではありません。

だから、授業で何度も言っています。

「授業の時間は集中してくれ！

　先生もみんなの時間を無駄にしないよう、

　精一杯準備してのぞんでいるんだ。」

「うちの塾は、授業形式だから

　先生の説明を聞いて『わかった』だけでは、

　絶対に成績は上がらないよ。

　ちゃんと宿題をやって、

　『できた』のレベルにしないと。

　宿題が家では集中出来なくて、

　ちゃんと出来ないなら早く来てやるとか

　〇日に自習に来るとか、

　学校の休み時間を利用してやるとか、

　自分で工夫しないと。」

２番目の生徒さんも、素直で良い子なんです。

だから自分の不正も素直に話してしまう・・・笑

けど、無駄な宿題を出しているつもりはありません。

言われたことだけ、形だけやればいい

じゃなくて、自分の成長のために

上手く宿題を使ってほしいなと思っています。

３番目の生徒さんも、勉強自体は出来る教科もあります。

LoqLogをやりきれなかった理由を聞くと、

「学校の宿題と、自分の苦手な〇〇を勉強していて、

　ついLoqLogを後回しにしてしまって・・・」

とのことでした。

確かに、自分で考えて勉強を頑張るのは大切です。

そこは本当に立派だと思います。

特に高校生になれば、

学校の課題を受け身的にこなすんじゃなくて、

自分でマズイと思った部分を能動的にやる方が、

成績が上がりやすいです。

自分の苦手な科目だからこそ、努力しているのも分かります。

しかし、定期テストまであと３週間ないし１か月。

１から自分で復習をやるのもいいけど、

まずは定期テストの成績を上げないと。

そう思って、中３の教科書部分の音読と暗記を

してもらうために、選んで宿題を出しています。

中学生のうちは「守破離」の「守」が第一。

（坪田先生の『才能の正体』にもありましたよね？）

まずは言われた型を真剣にやっていきましょう！

そこから徐々に突き抜けて、

自分なりの勉強の型を見つけていくのは、

出された課題を終わらせてからで十分。

そんな生徒さんたちには、

前から通っていた『先輩』たちの姿を見てほしい！

以前は宿題を直前にやって抜け漏れが目立ったけど

今は自習にちゃんと来て、

課題を前もって終わらせてくれる生徒さん、

以前は見直しが不十分でぼーっとしていたけど、

その姿勢が改善された生徒さん、

小テストが最初の頃は不合格ばかりだったけど、

最近では毎回合格してくれていて、

ノートを見るといっぱい練習した形跡が見られる生徒さん、

まだ数か月ですが、

前から通ってくれてる子たちの中でも

この通塾期間で改善された部分はたくさんあります！

後から入ったみなさんも、

私が大切なことは何度も何度も伝えるので、

信じてついてきてくださいね！

自然とそうなるように、

こちらも背中はしっかりと見せますので！