さかた塾中学部ブログ

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【読書レビュー】緑山のぶひろ『罠ガール』(後編)

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

こちらが以前の記事になります。

 

昨日の授業で色々と思うところがあったのは、

明日の記事にしたいと思います。

 

また本日、如水館高校の塾対象の説明会にも

伺いましたので、そちらのレポートも近日中に

記事にさせてもらいます。

 

 

さて、ということで早速、

本の紹介をしたいと思います!

 

 

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緑山のぶひろ『罠ガール』

 

www.kadokawa.co.jp

 

農作物を守るため……田舎JKのとってもガチな罠猟ライフ!
とある田舎町で暮らす女子高生の朝比奈千代丸。
家が農家である彼女は、畑を荒らす野生動物を捕獲するため
18歳にして「わな猟免許」を所持している。
農作物を守るため、千代丸さんは今日もクールに害獣捕獲……。

リアル農家マンガ家・緑山のぶひろが贈る、
害獣駆除の現場をリアルに、わかりやすく、そしてかわいく描いた
業界初の罠猟コミックです!

HPより

 

ということで、銃を使った猟師のマンガなら

『山賊ダイヤリー』という漫画が有名なのですが、

 

罠猟という、それよりも軽い資格で

女子高校生たちが、

自分の家の畑を荒らす害獣を駆除したり、

実際にその獣たちを解体して食べることで、

命の大切さを感じたりすることが出来る、

 

そんな漫画が『罠ガール』です。

 

 

実は以前の職場で、

罠猟の資格を持っていて、

趣味が「山でウサギを狩ること」だった

某先生がおりまして、

 

『罠ガール』を買って読んだことを

報告したところ、

懇切丁寧に資格の取り方など、

色々なことを教えてくれました。

 

以下が、その先生とのやり取りです。

(夜中の2時過ぎに何やってるんだ、

 というのは突っ込まないでください笑)

 

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前の職場では、「西川」が複数名いたので、

同僚からは、名前をとって「まー先生」

と呼ばれていたというのがバレてしまいましたね笑

 

 

とまあ、それは置いておいて、

 

猟銃を所持する場合は

①銃用・弾用金庫をそれぞれ別の部屋に置く

②警察から近隣住民への聞き込みが行われる、

 

禁猟期間がある、

 

エゾシカは脂身があって美味い、

 

冬のオスのイノシシは臭みが強くて食べられない、

 

北海道はハンター憧れの地、

・・・と、なかなかクセがすごい情報を

聞き出すことが出来ました。

 

 

軽い気持ちで聞いてみただけだったのですが、

本当に同じ塾の先生だった!?猟師が本職??と

勘違いしてしまうほど詳しく教えてもらいました笑

 

 

漫画自体でも具体的な罠猟についての知識が

色々と書かれています。

 

獣道を探して、

いきなり罠を仕掛けるのではなく、

まずは餌を巻いて警戒心を解き、

確実にそこにおびき寄せられる状態にしておく。

 

こういう前段階を踏んでおかないと

ただ、罠を仕掛けても、動物たちが警戒して、

かかってくれないんだそうです。

 

 

また、罠猟の資格取得のために

どんな勉強が必要なのか、

 

道具をそろえるには

どれくらいの予算がかかって、

身近にあるどんなもので代用可能なのか、

 

など、本当に詳しい知識が、

作品としての面白さを損なわないよう、

上手くちりばめられているなという印象でした。

 


そして、動物を捕まえた後は、

山奥へ逃がすか、自治体の方に引き取ってもらうか、

もしくは、その動物を殺さなければいけません。

 

その辺りも、作中ではしっかりと描かれています。

 

殺した動物たちを供養するための

会が毎年開かれているというのも描かれていて、

新しい知識でした。

 

 

 さて、そんな生きた動物を殺して、

それを食べる・・・と聞くと、

前職時代に知った、とある学校を思い出してしまいます。

 

www.ikubunkan.ed.jp

 

 

東京にある私立高校なので、

尾道のみなさんには

なじみの無い学校だと思います。

 

こちらの学校、実は某居酒屋チェーン店の

元会長が理事長をやっている学校なんです。

 

 

テーマは「夢」!

生徒たちは入学してすぐに、「夢合宿」に参加し、

お互いの夢を語り合う。

 

その後も定期的に自分の夢を発表する場が設けられ、

体育祭や文化祭などの行事の際は

理事長自らが壇上に上がって、

「夢を持ちなさい!」と語る。

 

おそらく生徒さんの合う合わないはある、

独特な学校だと思うのですが、

私自身はそうやって自分の気持ちを

声に出させる教育方針は大変好感が持てました。

 

 

すこし逸れてしまいましたが、

この学校と「動物を殺す」ことと

何の関係があるのかというと、

 

実はこの学校の中学生の修学旅行では、

北海道にある、某居酒屋チェーン店の契約農家さん

のところに行って、

実際に生徒さんが一人一羽、

生きた鶏を殺して、食べるところまでやるんです!

 

ある意味究極の食育ですよね。

 

 

最近、日本では、食品ロスの問題が

大きく取り上げられています。

 

コンビニである日を過ぎると、

ゴミ箱に大量の恵方巻やクリスマスケーキが

捨てられていることが話題になっています。

 

実は日本で、まだ食べられるのに捨てられている

食品ゴミの総量だけで、約643万トンです。

 

食品ロスについて知る・学ぶ | 消費者庁

 

世界の飢餓問題に対しての食料支援が約380万トンなので、

日本で無駄に捨てられている食べ物だけで、

世界から飢餓問題は無くなります。

(もちろん、そんな単純な話しではないですけど)

 

 

食べ物を残さず食べなさい、

というだけではなく、

飲食系の企業が作った学校である特色を生かして、

「命をいただく」ということを

生徒さんたちに理解させる。

 

やりすぎじゃないか?

子供たちのトラウマになったらどうするんだ?

 

もちろん、そんなお声あるとは思いますが、

普段の生活では体験できないようなことを

学校側が提供してくれるという意味で、

やはり私はこの学校を

興味がある生徒さんには紹介していました。

 

 

学校って色々な特徴がありますよね?

単に進学校といっても、

そこにどのような努力・工夫がなされているのか、

私はその部分もちゃんと理解した上で、

皆さんに進路のお話をしたいと思っています。

 

ですので、逆に

今ご兄弟がお通いの学校に関してなど、

保護者の方から雑談のような形でも良いので、

色々お話も聞いてみたいと思っています。

 

 

こちらのマンガも教室にひっそりと置いてあります。

長時間の勉強で疲れたときなど、

ぜひ手に取ってみてほしいと思っています。

 

よろしくお願いいたします。