さかた塾中学部ブログ

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【雑談】憲法改正について考えてみよう

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

さあ、定期テストまで

あと1週間となる学校が増えてきました。

 

可能であれば、土曜日中には、

提出物のワークを

全て一通り終わらせましょう。

 

 

その後は、塾の問題集をやったり、

ワークの2周目をしたり、

学校の試験係が作った予想問題を解いたり、

点数をしっかりと取るための勉強をしましょう。

 

 

 

 

特に中1は自分史上、

過去最高に勉強してください!

その努力が受験につながります。

 

 

試験前日は、翌日の試験科目の

総復習をしましょう。

 

「試験に出ないと思って・・・」

 

「前は出来ていたから出来ると思って・・・」

 

そうやって、

前日の見直しをおろそかにした部分で、

点数を落とすというのは、

 

勉強が出来ない生徒、詰めが甘い生徒の

あるある中のあるあるです。

 

 

特に数学の教科書に出て来る太字の語句や

漢字・英単語・理社の語句など

単純なものほど、前日にちゃんと確認しましょう。

 

 

さて、ちょっと前に中3の授業で、

憲法を扱いました。

 

今回はそのお話をしたいと思います。

 

 

と、その前に、少し別の話を。

 

来年度から、

中学校の教科書改訂が行われます。

 

大きな変化としてはやはり英語です。

 

ゆとり教育と言われていた2000年代、

中学生が覚えなければならない英単語は、

約900語でした。

 

それが、2010年代はひとつ前の

学習指導要領とほぼ同様に

約1200語に戻り、

 

今回の教科書改訂で

約2200~2300語になります。

 

なぜ、そんなに増えるかというと、

小学校で英語が必修化されるからです。

 

 

具体的には・・・という話は

また別の機会にするとして、

 

社会も学習指導要領が変わる度に

マイナーチェンジをしています。

 

 

 

リアス式海岸がリアス海岸になった、

 

遣唐使の廃止が停止になった、

 

日本最古の貨幣が和同開珎から富本銭になった、

 

鎌倉幕府の成立した年が、

1192年から1185年になった、

 

リンカーン大統領がリンカン大統領に、

 

セポイの乱インド大反乱に、

 

太平洋戦争に関する記述がより詳細になった、

 

最古の人類がアウストラロピテクスから

サヘラントロプスチャデンシスになった

 

色々と上げていけばきりがありません。

 

 

今回話したい、憲法の分野では

憲法改正の手続き」について

 

どの教科書でも序盤に、

しかも割と丁寧に扱うようになったな、

ということです。

 

 

 

今の安倍政権が実現に向けて

大きく掲げているのが憲法改正です。

 

 

桜を見る会の問題、

黒川検事総長の定年延長問題、

オリンピック延長問題、

 

新型コロナウイルスの対策、

そして今現在の災害対策

 

などなど、色々ありまして、

先延ばしになっていますが、

今の政権は日本国憲法を改正しようとしています。

 

自民党が作成した改憲案が以下のリンクです。

 

 

constitution.jimin.jp

 

 

こちらは、現行の日本国憲法

比較できるようになっており、

どう変わったのかが非常に見やすくなっています。

 

詳細な比較などは、

憲法学者の方

(木村草太先生はとても分かりやすいと思います)

の本などを見てもらいたいのですが、

 

気になる点は、いくつかあります。

 

 

第一条の天皇の位置づけに関して、

「日本国および日本国民統合の象徴」という

位置づけに加えて、「日本国の元首」である、

という記述が加えられています。

 

 

第三条で新たに、

「国旗は日章旗、国家は君が代であり、

 国民はそれを尊重しなければならない」

という記述が加えられています。

 

 

第九条の第二項、

「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」

という記述から、

 

国防軍」を保持し、

「国際社会の平和と安全のために利用しても良い」

と明示されるようになりました。

 

 

その他、

「公共の福祉」と言う文言は、

「公益及び公の秩序」という

言い回しに変更になっています。

 

 

今現在、「新しい人権」として習っている、

憲法に加えられていないけれど、

大事な基本的人権として学習していた、

「環境権」「知る権利」「プライバシーの権利」

などが条文に加わっています。

 

 

第九十六条の憲法改正の発議に関して、

新たな憲法案では百条に変更されています。

そして、発議に必要な人数も、

総議員の「3分の2」から、

過半数」に変更になっています。

 

 

新たに、九十八条・九十九条に

「緊急事態」という章が追加され、

「緊急事態」の場合には、

「国や公の機関の指示に従わなければならない」、

という条文が加えられています。

 

 

 この改憲案が

そのまま採用されるのか、

また内容が変わるのか、

 

憲法を改正した場合、

どういったメリット・デメリットがあるのか、

(これは、1つ1つ細かく

 検証していく必要がありそうですね)

 

ぜひ色々と考えてみてください!

 

 

現在、無料体験生を募集しています!

 

ご面談で生徒さんの学習状況を確認したのち、

必要があれば簡単な補習などを行って、

そのまま授業に飛び込んでもらいます。

 

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