さかた塾中学部ブログ

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【高校入試】選抜Ⅰで出題されそうなテーマ

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

さて、選抜Ⅰの入試まであと2日。

最後の追い込みに入ってきました。

 

小論文のテーマは、

現代の問題を考えることにつながるので、

非常に面白いですよね。

 

ということで、ここで最近の小論文で

扱われているテーマ、話題になっていること

に関して、少しだけ紹介してみたいと思います。

 

(他の受験生が見ているかも・・・と思って、

 この話題について触れるのは極力控えていましたが、

 直前ですし、倍率もあれだし・・・笑)

 

 

「AIとの付き合い方」

去年の北高の問題でも出題されました。

これから人工知能が発達してきたときに、

私たち人間にどのような能力が求められるのか。

 

コミュニケーション能力が大事、という意見もあったり、

課題発見能力が大事、という意見があったり、

その中で自分はこの能力が大事だ、と

説得力のある文章を書かなければいけません。

 

 

「外国人観光客を増やすには?」

オリンピックイヤーの2020年、

こちらも出題可能性の高いテーマだと思います。

 

インバウンド、という言葉がつかえたらかっこいいですね。

オーバーツーリズム、という言葉も知っておいてもいいかも。

京都などで問題になっていますね。

 

外国人が求めている日本の魅力とは何なのか?

それを受け入れる日本側にはどんな課題があるのか?

それを解決するにはどうすればいいのか?

 

広島県も外国人観光客が比較的多い都道府県ですから、

この問題もきちんと考えるべきだと思います。

 

 

「地方創生」

平成28年度の国泰寺高校の選Ⅰ入試でも出題されました。

前の外国人観光客の話とも少し関連しています。

 

現在地方では急速に少子高齢化が進んでいます。

 

若者たちは大学進学と同時に都会へ。

そんな若者たちをIターンやUターンによって、

地方に戻ってもらうためにはどうするべきか。

 

広島県の教育政策でも、

広島という地方にいながら世界につながる、

グローバル(国際的)とローカル(地方)を融合させた

グローカル」な人材を作ろうということも言われています。

それに向けて、広島大学でも新たな学部が新設されました。

 

地方が生き残っていくためにはどうすればいいのか。

都市部から観光客を招いてのグリーンツーリズム

街の機能を維持するためのコンパクトシティ

いろいろな政策が考えられます。

 

資料を読みながら、どのように地方創生を進めていくのか、

色々と考えてみることが大切です。

 

 

「海洋汚染・水質汚染

世界でもっとも貴重な資源は、石油でも金でもなく、

「きれいな水」と言われることもあります。

 

私たちにとっては当たり前にある水ですが、

世界ではそれは当たり前ではありません。

マイクロプラスチックによる汚染も最近は話題です。

 

きれいな水を確保するためにどんな取り組みが必要?

私たちに出来ることは?

 

地球温暖化ももちろん重要ですが、

環境問題の中ではこの話題が

近年とてもホットな気がしています。

 

 

「若者の政治参加」

これも社会の記述では、最近よく出題されるようになりました。

 

少子化と若者の投票率の低下によって、

若い人たち向けの政策が実現されづらくなっています。

 

現中3の皆さんは、高3のときに参議院選挙が実施されます。

4~7月生まれの生徒さんたちなら、

選挙権を得て、投票に行くことになります。

 

若者の投票率が低い根本的な原因は何か?

若者の投票率を上げるために、

どのようなことをすれば良いか?

 

批判的思考を求めている北高の入試では、

このあたりの色々な意見に対して、

課題分を批判を入れさせる展開も

あり得るんではないかなと思っています。

 

 

この他にも、食料自給率・異文化交流・地球温暖化

3R(Reduce, Reuse, Recycle)・伝統文化の継承・・・

などなど色々なテーマが考えられます。

 

小論文に取り組むことで、世の中のことを

深く知るきっかけになってくれれば幸いです。

 

今出来ることを精一杯やって、

入試で良い小論文が書けることを願っています。