さかた塾中学部ブログ

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【教室内紹介】前置詞をマスターしよう!

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

 

昨日の中3コメントです。

 

「今日は、社会・理科をした。

 公民の地方自治が出来なかった。

 出来るつもりになっていた。

 もう一度教科書を読み直す。」

地方自治のポイントはまずは

 なんといっても『直接請求権』ですから

 そこをしっかりと確認。

 

 それから首長や地方議会の

 被選挙権や任期、

 仕事の内容を確認していこう!

 

 2月に入ったら広島県の入試に

 特化していくので、

 基礎知識は急いで固めよう!

 

 

「今日は社会がまあまあで、

 数学があまりよくなかった。

 頭をやわらかくして考えたい。」

→色々な問題を経験するのも

 ひらめくのには大切なことです。

 

 図形・関数を完璧にしていこう!

 

 

「中2の理科の化学をやった。

 今まで分からなかった所も

 今回を通して理解することが出来たので

 よかったです。

 久しぶりに理科が楽しかったです。」

→他の科目が出来ているのに、

 ある特定の教科だけ出来ないのは、

 

 その教科に苦手意識があるだけ

 どうせ出来ないと思ってるだけで、

 

 ちゃんと向き合えば

 理解できるはずなんです。

 

 どんどん理解して、

 どんどん楽しくなりましょう!

 

 

「勉強は筋トレだと思った。

 今頃、脳はtwentyパックぐらいに

 なっていると思う。

 これを維持したいと思う。」

→マッスルインテリジェンスの

 効果ですね!笑

 

 先生も勉強のことを話すときに

 筋トレに例えたことがあります。

 

 1日、2日やっただけでは

 効果が実感できないけど、

 続けていけば2か月くらい経つと

 いつの間にか信じられないくらい

 力がついていたりします。

 

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 なんたって、人間の成長曲線は、

 青ではなく赤い方ですからね。

 

 大事なことに

 気づいてくれてありがとう!

 

 

 さて、水曜日の中1の授業では

 前置詞について学習しました。

 

 今回はそちらの復習をしたいと思います。

(中2、中3の人も復習になると思います。)

 

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

こちらで紹介した

『ジュニア・アンカー

 中学英和・和英辞典 第7版』

を見ながら、復習をしていきましょう!

 

 

名詞の前に置くことば、

それが前置詞で、

 

こちらはしっかりと

「頭の中にイメージを作る」ことが

大切だとお伝えしました。

 

だから、多くの辞書では、

図を使ったイメージで紹介されています。

 

 

場所を表す前置詞では、

at, in, on, under, by, near,

from, to, forを習いました。

 

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「atは指をさして、ココ!って

 言えるイメージで、

 inは広い空間、長い期間を

 表すイメージね!」

 

と授業でお伝えしたと思いますが、

辞書でもこんな風に書かれています。

 

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後ろに同じthe station(駅)が

つくとしても、

 

「地点」としてとらえれば at

 

「建物の中」としてとらえれば in

 

ということで、

この辺は英作文でも

逆に書いている人を見かけます。

 

気をつけましょう!

 

 

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onに関して、授業では

「『…の上に』だけじゃなくて

 『接触』している

 イメージを持とう!」

 

とお伝えしましたが、

 

辞書にもまさにそのように

書かれています。

 

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同じ「…の上に」という言葉でも

英語ではonとoverとaboveがあって

 

それぞれ、ニュアンスが違うんだよ

ということをイラストで教えてくれています。

 

・・・わかりやすい!

 

 

 

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byは「…のそばに」、

 

nearは「…の近くに」、

 

これって何が違うの!?

 

となりそうなので、

円を書いて説明したと思いますが

 

辞書ではこんな風に

説明されていました。

 

 

ちょっとしたニュアンスの違いが

理解できましたかね?

 

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こんな風に、

塾で習ったunderやinの説明を

読んでいると、

 

belowやintoやout of

などの説明も書かれていて、

 

習ってはない単語でも

合わせて覚えることが出来ます。

 

 

辞書ってこんな風に、

 

ちょっと横を見れば

意味のある寄り道が出来るのが

素敵なところですよね。

 

 

 

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fromは「…から」

 

toは「…へ」

 

動詞のgoの後に

toを付けるのも

「…へ」という意味だからですね。

 

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「…へ」のtoと

「…に向かって」のforの違いについては

こんな風に書かれています。

 

ついでに少し難しい単語である

toward「…の方へ」にも寄り道できます。

 

 

 

時間を表す前置詞のところでは、

at, on, in, for, before, after

を習いましたね。

 

 

授業では、

「atとonとinに注意!」

と説明しましたが、

 

辞書でもこんな感じです。

 

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場所のところでも

inが広くて、atがせまかったように

 

時間を表す場合も

inがまとまった期間で、

atがある一点を指すイメージですね。

 

 

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onのところにあった

補足説明はこんな感じでした。

 

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forの意味は

場所なら「…に向かって」

期間なら「…の間」

 

他にも「…のために」ですね。

 

3つも意味があるなんて、

大変に思うかもしれないけど

頑張って覚えよう!

 

 

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beforeとafterもこんな感じで

イラストで分かりやすい!

 

なんということでしょう!

 

 

その他の前置詞の所では、

場所・時間以外の前置詞の使い方も

色々と紹介されていましたね。

 

 

例えば・・・

 

 

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by+乗り物

で「…を使って」という

交通手段を表すということでしたが、

 

 

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こんな風に微妙な違いも

あるんですね!

 

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交通手段だけじゃなくて、

 

通信手段でも

byが使えることが分かりますね!

 

 

aboutに関しては、

 

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「…のまわりに」

という意味が元になって、

 

「…について」や「約…、およそ…」

という意味へと

派生していったこともわかります。

 

 

ここから少しだけ

レベルの高い話をしますが、

 

前置詞のイメージを覚えていけば、

 

forは「…に向かって」

つまり「何かを求めている」

 

そんなイメージだと分かると、

 

ask for ...

 

be anxious for ...

 

be eager for ...

 

covet for ...

 

などの難しい英単語の言葉も、

「…を求める」みたいな

意味なんだと推測できますし、

 

 

fromが「…から」という

出発地点のことだと分かれば、

 

come from ...

 

result from ...

 

derive from ...

 

stem from ...

 

などの単語も、

「…から来ている」「…に由来する」

などの意味だと分かってきます。

 

 

高校生の習う英語になったときも、

 

難しい単語が

使われている文章を読むとき、

 

前置詞のイメージは

非常に大切なんです。

 

 

そう考えると、

 

今習っていることは、

 

パッと覚えてパッと忘れれば

いいものではなくて、

 

教わった内容を

ちゃんと頭に入れた状態で、

あれこれ考えて、

 

しっかりと頭の中に残しておくことが

これから先の勉強につながります。

 

 

今回はたまたま英語の前置詞の

話しでしたが、

全ての教科に同じことが言えます。

 

 

高校物理で始めの方に習う

「運動」の単元だって、

 

結局基本となっているのは、

 

小学校6年生習う

(新課程だと早まるのかも)

 

「距離」÷「時間」=「速さ」

 

のあの関係式を

文字を使っただけですからね!

 

 

中学生のみなさんが習っている

今の勉強は小学校からの積み上げで

出来ていますし、

 

これから先の高校で習う勉強は

小学校と中学校の勉強の

積み上げで出来ています。

 

 

どんどんレベルアップしていくためには、

 

初歩の段階で

いつまでもつまづいていては、

得られるものが少ないです。

 

 

だから、復習をしっかりと!

 

特に中2の皆さんは、

 

来年の今頃は受験直前で

ピリピリしている時期です。

 

 

中2のあの頃、

 

ダラダラせずに

内申をちゃんと取っておけば・・・

 

復習をちゃんとしとけば・・・

 

という「反実仮想」の仮定法に

ならないように

 

今、塾でやっている復習課題を

しっかりやって、分からないところは

どんどん質問するようにしよう!

 

 

 

ちなみに、先ほど説明した

byとnearの違いについて、

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

以前紹介した、

 

おかべたかしさんの著書

『似ている英語』では、

 

こんな写真に紹介されています。

 

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めっちゃ分かりやすい!

 

 

ということで、

 

前置詞はしっかりと

イメージをすることを

心がけていきましょう!

 

 

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必要があれば簡単な補習などを行って、

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