【雑談】お給桑、おきゅうそう??(前編)
みなさん、こんにちは!
さかた塾中学部、代表の西川です。
明日、5/31(日)は、
教室にて広島県全県模試を行います。
sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com
詳細は、こちらを再度
ご確認ください。
歴史を教えていると、
生徒たちに伝えたいと思うのが、
その当時の生活の様子や
当時の人が何を考えていたのか
という空気感です。
1995年の阪神淡路大震災と
2001年の同時多発テロ
2011年の東日本大震災と
このあたりは、
そのままのリアルをお伝え出来ます。
ですが、
戦時下の日本がどんな空気だったのか、
兵士たちの気持ちは?
大正デモクラシーの頃の労働環境は?
昔の市場の様子は?
末法思想って今も同じようなの流行ってるよね?
このあたりになってくると、
私も当時を生きていたわけではないので、
浅学ながら、今まで学んできたことから
お伝えすることになります。
そして最近気づいたのですが、
そんな当時の様子を知るための重要な資料が、
天皇陛下の公式行事です。
一連の儀式や行事の中でもっとも重要なのが、10月22日の「即位礼正殿の儀」だ。天皇陛下は5月1日にすでに即位し、元号も平成から令和に変わっていた。でも、改めて天皇になったことをアピールする機会となった。国民みんなで祝うため、この日は2019年に限って祝日にもなった。
「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」
天皇陛下は「高御座」と呼ばれる舞台の上で、新しい天皇としての意気込みをそう語った。高御座は、奈良時代から即位儀式に使われてきたとされ、現在のものは、大正時代に作られた。高さは約6.5メートル、重さ約8トン。
奈良時代からの伝統が
今も残っているというのがすごいですよね。
儀式の際の服装を見ても、
当時の皇族・貴族の暮らしぶりの一端を
想像することが出来ます。
さて、そんな中
最近興味深い記事をみつけました。
皇后雅子さまは29日、皇居・紅葉山御養蚕所で、蚕に餌となる桑の葉を与える「給桑(きゅうそう)」の作業をされた。
皇后さまは担当職員から生育状況などについて説明を受け、8~9センチに育った蚕の上に桑の葉を丁寧に置いていった。職員に「食べるのにどのくらいかかりますか」などと尋ねていた。
皇室の養蚕は明治時代から代々の皇后が受け継いできた。例年は4種類の蚕を育てているが、今年は新型コロナウイルスの感染防止の観点から作業人員を減らしており、純国産種「小石丸」のみを育てている。
この記事の画像、クリックしてみると
手前にぼやけてますが、
大量の蚕(かいこ)がいます。
虫が苦手な人にとっては、
ある意味グロい画像かもしれません。
皇后さまが蚕と呼ばれている、
イモムシみたいな虫に、
エサとなる桑の葉っぱををあげた、
というのがニュースになっているわけです。
「えっ?皇后さまは虫好きなの!?」
「例年なら4種類の蚕を育ててたってことは、
絶対めちゃくちゃ虫好きじゃん!」
この「お給桑」、おきゅうそうと読むのですが、
これが日本の産業の非常に重要な歴史を
伝えてくれています。
・・・ということで、
続きは明日の模試の後にでも、
公開をしたいと思います。
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