さかた塾中学部ブログ

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【入試情報】広大附属福山・選抜Ⅰ頑張れ!

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

いよいよ、明日は

広大附属福山・選抜Ⅰの入試です。

 

附属を受験する生徒さんたちは、

しっかりと基礎の最終確認を

行っていました。

 

大丈夫。

 

しっかりと努力を

重ねてきたんですから、

きっと大丈夫。

 

「自分は出来る」と、自信をもつこと。

 

弱気になると、解ける問題も

解けなくなりますからね。

 

 

 本日の中3コメントです。

 

「ついにこの日が来た。

 帰って早く寝ます。」

 

「得意教科をやって自信をつけた。

 もっと自信を持って明日に挑む。」

 

→緊張するかもしれないけど、

 今まで頑張ってきたからこそ、

 失敗したらと緊張するんです。

 頑張ったからこその不安です!

 

 緊張を楽しもう!

 

 今までの努力が

 本番で発揮できることを

 祈っています!

 

 

「今日は理科の運動をした。

 斜面の傾きのグラフや距離や

 早さの関係などを

 確認することが出来たので良かったです。」

→学年末の範囲の確認をして、

 受験勉強と試験勉強、

 上手く両立させていきましょう!

 

 

さて、明日はいよいよ

広大附属福山の入試なのですが、

 

通ってくれている生徒さんたちは、

過去問などを解きながら、

日々、色々な質問をしてくれていました。

 

 

今回はその中で、

個人的には勉強不足を痛感したところ、

あとはそれ以外の気になっているところを

 

自省・自戒・反省の念も込めて

放出してみたいと思います。

 

 

 

 

・紫外線が氷を解かす?

→これは嘘。

 南極の氷が解けているのは、

 紫外線ではなくて地球温暖化

 つまり温室効果ガスの影響

 と言われていますね。

 

 いざ紫外線の影響ですか?って

 聞かれると自信が無くなって

 調べてしまいました。

 

 

・日本に2021年現在、原発は存在しない?

→調べてみました。

 

 実際には、原発は西日本で

 9基動いているし、

 建設中のものもあるそうです。

 

www.nippon.com

 

 

卑弥呼が死後、奴婢たちと一緒に埋葬された?

→いわゆる殉葬と呼ばれるものらしい。

 

 奴隷とともに埋葬されると言われると、

 私は、秦の始皇帝のお墓である

 兵馬俑が思い浮かんだのですが、

 卑弥呼もどうやらそうらしいですね。

 

 一緒に生き埋めにされた奴隷たちは、

 何を思っていたんでしょうね・・・。 

 

 

・イタリアの南部に大規模な製鉄所がある?

→イタリアには南北問題があり、

 発展が遅れた南部と、北部との間には

 経済格差があるが、その格差の解消のために、

 南部にタラント製鉄所が作られている。

 

 高校地理で色々と出るならわかるけど、

 

 高校地理の参考書でも

 特に太字になってない部分を

 入試問題に出さないでほしい・・・苦笑 

 

 

家庭裁判所の審議は非公開?

→裁判は原則公開がルールだが、

 家庭裁判所で話し合われる内容に関しては、

 

 遺産相続だったり

 訴訟とは関係のない案件だったりするため、

 基本的には非公開。

 

 裁判を起こしたことも

 起こされたこともないので、

 裁判=公開だと思ってましたが、

 

 確かに、遺産相続のお話など

 悪い奴に傍聴されたら、

 命を狙われるかもしれませんね。

 

 

・宮崎県の延岡市には旭化成の工場があるため、

 石油化学工業が発達している

 →こちらも私の不勉強で、知らなかったのですが、

 どこになんの工場があるかを知ると、

 どの産業が強いというのが分かるでしょうね。

 

 例えばお隣の福山市には、

 「JFEスチール」という

 鉄鋼業最大手の製鉄所があります。

 

 これを知っていれば、福山市=鉄鋼業という

 関係性もつながるはずです。

 

 もっと、どこにどんな工場があるのか

 把握しないとなと痛感しました。

 

 

・ヨーロッパの先端技術産業といわれれば、

 沿岸部ではなく、内陸の都市が多い?

→代表的な先端技術産業の街が

 ドイツのミュンヘンBMWの本社もある)で

 あるように、内陸の地域が多い。

 

 この辺に答えられるようになるには、

 普段から地図帳や資料集などを

 しっかりと見ておく必要があるでしょうね。

 

 

・インドは牛肉の輸出国?

→以前紹介したこちらの本にも書かれていました。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

 ヒンドゥー教は牛が神様、

 だから牛肉を食べない。

 

 このイメージが強ければ、

 インドが牛肉を輸出しているって

 なかなか想像できませんよね?

 

 ですが、インド国内には約13%ほど

 イスラム教の信者の人もいて、

 彼らはもちろん牛肉を食べてもOK。

 

 インドの人口の13%っていうのは、

 約2億人で、日本の総人口よりも

 はるかに多いので、

 

 それだけでも十分な市場が

 出来上がってしまうということですね。

 

 実際インドはバンバン牛肉を

 輸出していますし、

 チーズなどの乳製品の生産も盛んなようです。

 

 これはもう一度、

 宮路先生の本を読み直さないとな~。

 

 

・最新の「世界の人口」

→2019年のデータによると、

 1位:中国 14.34億人

 2位:インド 13.66億人

 3位:アメリカ 3.29億人

 4位:インドネシア 2.71億人

 5位:パキスタン 2.17億人

 6位:ブラジル 2.11億人

 7位:ナイジェリア 2.01億人

 8位:バングラデシュ 1.63億人

 9位:ロシア 1.46億人

 10位:メキシコ 1.28億人

 11位:日本 1.27億人

 

 昔の知識のままの思いこみで

 私がビックリしたのが、

 

 日本の順位が落ちていることと

 人口の5位と6位が入れ替わっていること、

 

 「日本の人口は世界第9位!」と、

 私の中ではそんなイメージだったのですが、

 

 2050年までには人口が約8000万人

 まで減少すると言われているので、

 

 現在は11位ですが、

 今後どんどんランキングが

 下がっていくことが予想されますね。

 

 1位:中国、2位:インド、3位:アメリ

 ここまでは30年近く変わらないと思うのですが、

 

 ブラジルが6位に後退して、

 代わりにパキスタンが5位に

 ランクアップしているのには驚きました。

 

 そして現在の世界の人口は約77億人。

 現在は、発展途上国の平均寿命が

 急激に伸びているらしく、

 

 2050年までには世界の人口は

 97億人になると言われています。

 

 食料問題や水問題も

 今後、大きな課題になりそうです。

 

 

・石油危機は2度あった?

→石油危機といえば、1973年。

 

 これがきっかけで高度経済成長が

 終わってしまったと言われていますが、

 

 その後、1979年にも

 石油危機が起こりました。

 

 第一次石油危機が第四次中東戦争が原因。

 そして第二次はイラン国内の政変が

 原因だと言われています。

 

 うーん、世界史や、

 百田尚樹さんの小説『海賊と呼ばれた男』でも

 このあたりは出ているはずなんですが、

 いざ問題として出されると思いつきませんでした。

 

 

・信長の側近に『黒人』がいたという話

→これはマンガ『信長を殺した男』という

 明智光秀を主人公とした作品を読んで

 初めて知りました。

 (生徒さんの中には、

  以前から知っていた人もいたようです。)

 

www.cnn.co.jp

 

封建時代の日本で権勢をふるった大名、織田信長が1581年、黒人奴隷から家臣となる弥助に会ったとき、信長はこの男性を神だと思った。

 

信長はそれまでアフリカ出身者を目にしたことがなかった。「Arrican Samurai : The True Story of Yasuke, a Legendary Black Warrior in Feudal Japan」の著者、ロックリー・トーマス氏によると、当時の都だった京都の住民と同様、信長は弥助の背丈や体格、肌の色に畏怖の念を抱いたという。

 

(中略)

 

信長は弥助を「大黒天」ではないかと考えた。大黒天は豊穣(ほうじょう)の神で、寺院では通常、黒い像によって表現されている。信長は弥助の肌の色は墨によるものだろうと思い、こすり落とそうとした。本当に黒人だと納得すると、直ちに宴会を開いて敬意を表したという。

 

政治的策謀や無慈悲な暗殺、忍者による襲撃が横行していた時代にあって、弥助の存在は強みになると見なされた。イエズス会の記録によると、信長はすぐさま弥助を侍に取り立て、従者や住居、扶持(ふち)まで与えたとされる。

 

ハリウッド映画化もされるということで、

日本の教科書に「弥助」という名前が

載る日も近いかもしれませんね。

 

 

・直接請求権の中の「条例の制定改廃」

 首長に署名が提出された後のその後は?

地方自治の中でも、

 直接請求権・条例の制定改廃・

 必要な署名数などは基礎知識で、

 

 そこから、署名の提出先は

 首長・監査委員・選挙管理委員会のどれか?

 

 リコール(解職請求)が

 出された場合は住民投票

 

 オンブズパーソン制度とは?

 

 などをしっかりと

 覚えなければいけないのですが、

 

 条例に関する署名が提出された

 その後に関しては、

 私も完全には把握していませんでした。

 

 実際のところは、

 

 提出された条例案に関して、

 地方議会で審議を行って、

 

 新たな条例案を採用すべきかしないべきか

 最終的には多数決を取り、

 その結果を公表するそうです。

 

 ですので、提出をしただけでは、

 その条例案が本当に採用されるかどうかは、

 まだわからないということでした。

 

 調べたところ、新潟県南魚沼市で、

 賛成0、反対25で

 提出された条例案が否決されたという

 ちょっとスパイシーな事例を見つけました。

 

 せっかく署名集めたのに

 全会一致で否決なんて、

 どんな条例案だったんだろう・・・

 少し気になります笑

 

 

ということで・・・

 

いつもの公立高校の入試とは、

 

少しレベルが違う知識も入っていて、

なかなか大変だと思いました。

 

 

これだけを見ると、

なんだか手に負えない学校のように

映るかもしれませんが、

 

基本がしっかりと定着していることが

本当に本当に大切です。

 

発展問題も解きつつ、

いかに基礎で落とさないか。

というところが大切です。

 

私も来年度以降、

広大附属福山の受験を

希望する生徒さんが出たときに、

 

自信を持って受験指導できるよう、

もっと精進したいと思います。

 

 

 

さて、入試が終わったら、

次は学校の学年末、

そして選抜Ⅱに向けた勉強です。

 

進学校に行きたいのなら、

入試の終わったその日だろうが

そんなことは関係ありません!

 

とにかく毎日当たり前に勉強をする習慣を

この受験期にしっかりと身につけましょう!

 

 

 

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必要があれば簡単な補習などを行って、

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