さかた塾中学部ブログ

旧・さかた塾中学部の19年度、20年度ブログです。最新のものは「進学塾ライトアップ」のHP( https://lightup-onomichi.com/ )をご覧ください!

【雑談】入試国語と学校国語の違い

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

日曜日は模試です!

 

中1・中3は9:00集合で13:45頃終了!

中2は14:00集合で18:45頃終了です!

 

確認をお願いします。

 

 

土曜日は文化祭の学校も

多いかと思いますが、

通常通り朝10時には教室にいます。

 

模試の予想問題で分からない箇所などあれば

ぜひ質問に来て下さい。

 

よろしくお願いいします。

 

 

 

今回は、ご存知の方も

いらっしゃるかもしれませんが、

 

入試で使われる国語と

学校の授業の国語の違いについて

お話したいと思います。

 

 

当塾では今年度から、

国語の教材を学校の教科書準拠のものから

教科書に対応していない教材に

変更いたしました。

 

 

大きな理由としては、やはり

「初見対応力」をつけたいからです。

 

今回はそのことについて、

お話をしていきたいと思います。

 

 

 

 

学校の定期テストでは、

 

「文章を学校の先生が解釈した通り

 生徒さんたちが理解できているか」

 

というのが、

 

点数を取るための大きなポイントになります。

 

 

もちろん、漢字や文法など、

授業に頼らない知識問題もあります。

 

 

ですが、メインは文章内容の方です。

 

そして、

その文章を学校の授業では、

丁寧に学校の先生が解釈していきます。

 

 

だから、点数を取るための勉強としては、

もちろん学校にもよりますが、

 

「授業で板書したノート」や

「学校で配られた先生自作のプリント」

 

というものが非常に大切です。

 

 

毎回、生徒さんには、

学校の先生がどこからテストを出題していたのか、

確認をしています。

 

大半の教科が、

学校のワーク、次に教科書です。

 

 

ですが、国語は先程挙げた2つ

「板書したノート」

「先生から配られたプリント」からの

出題が他教科に比べて多いです。

 

 

ですから、ものによっては、

塾で教えた解釈が

学校の先生と異なる場合、

 

逆に塾の勉強が

足を引っ張る可能性があります。

 

 

もちろん、

それでも多少の対策はしています。

(次回からはその割合を増やします。)

 

 

すなわち、

 

定期テストの国語の点数」は

 

「生徒が学校の授業を

 どれだけ真剣に聞いているか」を判断する、

一つの指標でもあると言えると思います。

 

 

 

「ちゃんとキレイにノートをとったか」

では、もちろんありません。

 

授業中何も考えず、ただ板書を写すだけでも

キレイなノートをとることは可能です。

 

 

問題は、

授業で先生が言ったことを

しっかり聞いて、

その場で理解して、

自分の中で消化できているかです。

 

 

私が塾で授業をしていても

「授業を真剣に聞く姿勢」に関して、

気になるときがあり、

対応するときがあります。

 

 

私の授業中、爪いじりを欠かさない子は

 

「そんなに爪が好きなら

 西川先生の爪も見てよ。ほら!」

 

という、我ながら気持ち悪い絡みをします笑

 

 

眠そうな子にはどんどん発問します。

 

 

肘をついている子には、

その子に向かって肘をつく真似をして、

自分の姿勢に気づかせます。

 

 

少し出来るからといって

授業を聴かずにどんどん宿題をやろうとする

せっかちな子には、

授業で話したことをすぐ当てます。

 

もちろん、ちゃんと聞いてなければ、

5秒前に言ったことすら答えられません。

 

 

 

逆に、学校の国語の点数が

取れている生徒さんは、

 

こちらがメモを取るように指示をしなくても

自発的に大事なところをメモ出来ていたり、

 

 

こちらの説明が理解できたときは、

うんうんとうなづいてくれたり、

 

 

きちんとこちらの目を見て真剣に

話を聞いてくれていたり、

 

 

「先生、こんな話知っとる??」と、

授業に関連する話をしてくれたり、

 

 

「今はペンを置いて聴こう。」

「今は板書を写そう。」という指示を

忠実に守ってくれたりします。

 

 

「聞く姿勢」の問題に

きちんと自分で気付かせて、 

 

学校の授業にも

活かしてもらいたいと思っています。

 

 

と、ここまでが学校の国語のお話です。

 

 

 

受験の際の国語は、当然のごとく

 

学校では事前に

習っていない文章が出題されます。

 

 

じっくりと読んだことのない、

 

そして、学校の先生の解説を

受けたことのない文章の内容を

 

しっかりと理解して、

 

ちゃんと理解できたことを

解答で示さなければいけません。

 

 

その為には、

 

普段から意味調べをするなどして、

言葉の意味を

ちゃんと知らなければいけません。

 

 

「しかし」「つまり」「また」など、

 

接続語の使い方を理解して、

 

前の段落と今の段落に

どんなつながりがあるのかを

意識して読まなければいけません。

 

 

「対句法」「擬人法」

「倒置」「比喩」など、

 

文章に使われる表現技法を

見抜く力をつけなければいけません。

 

 

登場人物の心情を問う問題では、

 

設問のどこを見て選択肢を削るのか、

何度も練習して、慣れなければいけません。

 

 

記述・作文の問題は、

 

どんどん先生に見せて添削をしてもらい、

 

形がきちんと整った文章を

中身のある他人が読んでもわかる文章を

練習しなければいけません。

 

 

だから、塾では準拠しない教材での

初見問題の基本的な解き方と

 

知識が深まるような

「余計な」話をさせてもらい、

 

 

そして、聞く姿勢をつけることで、

学校の国語をはじめとする授業全般で

しっかりと話を聞いて、

 

定期テストでは、

高得点を取ってほしいと思っています。

 

 

 

まだまだ、

「理想的な塾の国語の授業」に関しては、

私自身も色々と研究してみたいと思っています。

 

 

そして、この記事を読んでくれた

生徒の皆さんは、

 

「あ、読んでくれたんだな!」

 

と分かるくらいの、

素晴らしい「聞く姿勢」を

授業の際に見せてください笑

 

 

現在、無料体験生を募集しています!

 

ご面談で生徒さんの学習状況を確認したのち、

必要があれば簡単な補習などを行って、

そのまま授業に飛び込んでもらいます。

 

ご面談のご予約は

ホームページのお問い合わせフォーム

もしくは0848-29-9775

(受付時間:火曜日~土曜日の14時~22時、

 時間外ですとお電話に出られないこともございます)

にお電話ください!