さかた塾中学部ブログ

旧・さかた塾中学部の19年度、20年度ブログです。最新のものは「進学塾ライトアップ」のHP( https://lightup-onomichi.com/ )をご覧ください!

【読書レビュー】教室にある本をいくつか紹介!

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

さてGWも残すところあと2日になりました。

 

・・・とはいってもみなさんは

学校のお休みが続いていますが、

勉強は計画通りに進んでいますか?

 

連日自習に来てくれている生徒さんもいます。

学校の宿題を終わらせたみなさんは、

しっかりと塾の宿題も計画的にやりましょう。

 

勉強をする時間は

しっかりと集中して勉強して、

家ではぜひ「退屈な時間」を作ってください。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

先日、今の中2の皆さんと一緒に

こちらの文章を読みましたが、

やっぱりいいですね。

 

オンラインの生徒さんたちには

教室で授業のみなさんよりも少しだけ

話を広げました。

 

「今、スマホも持たず、YouTubeも見ず、

 テレビも本も見ないで、

 ただぼーっとしてる時間ってあるの?」

 

「何かをしている時間って

 もしかしたら、誰かが作った番組や

 ゲームに時間を奪われているかもしれないから、

 

 ちょっとだけ何もしないで、

 じっくりと何か考え事をしてみる、

 『退屈な時間』を作ってみたらどうかな?」

 

こんな話をしました。

 

 

私は農作業をしている時間が、

「退屈な時間」です。

 

その時間でブログの内容を考えたり、

こんなことを次の授業で話そう

というのを考えたりしています。

 

スマホも触れない、

テレビも見れない、

めちゃくちゃ集中していないと

いけないわけでもない、

そんな1時間以上の時間って

結構貴重なんですよね。

 

だから、色々な考えが浮かびます。

 

 

自粛自粛で部活にも学校にも

遊びにも行けないのは退屈だと思いますが、

そこでちょっと落ち着いて

何か深い考え事をしてみるのも

良いのではないかと思います。

 

 

 さて、学校の休校期間は

5月いっぱいまで続きます。

 

そこで改めて、今まで紹介していない

教室の本を少しだけ追加で紹介します。

 

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こちらは広テレで放送されている番組が

書籍化された本です。

 

こちらは本屋でパラパラと目次をめくって、

鷗州塾の代表の方と、いっとくの代表の方の回が

載っていると知って購入を決めました。

 

私にとっては、鷗州塾の先生というのは、

同じ業種の大先輩なわけです。

 

塾として発展していくために、

どんな社員育成をしているのかは

興味深く読ませてもらいました。

 

 

また、尾道の人なら一度は行ったことがある

尾道の飲食業界のボス、「いっとくグループ」の

社長さんのお話も面白かったです。

 

古民家をリノベーションして、

全く新しいお店にしてしまうのではなく、

元の家の雰囲気を残した、

レトロな居酒屋を作っている。

 

元の家の雰囲気が残っているので、

同じグループでもお店によって

雰囲気が違うというのは、

思い返してみても納得でした。

 

(ちなみに私は尾道駅前にある「いっとく」が

 一番好きです。鉄板焼きも美味しいし、

 〆の尾道ラーメンも最高でした!

 夜1時まで営業しているのもありがたい!)

 

皆さんの知っている会社が

他にもあるかもしれません。

興味がある人はぜひ、

自分の好きなページから読んでみてください!

 

 

 

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こちらは本屋さんで見つけて、

ジャケ買い」した本です。

 

中学生にはちょっと

マニアックすぎるかもしれませんが、

 

「世界で〇〇が起こっていたころ、

 日本では何があった?」という視点で

色々と地図や年表が載っています。

 

 

私は高校時代、日本史・世界史選択という

いばらの道を突き進んでいたのですが、

(どちらも内容が重いので、

 普通はどちらかと地理、

 もしくはどちらかと公民を選びます)

 

実は日本史と世界史って接点が本当に少ないです。

 

そりゃそうですね。

アジアの端にある島国が、

世界の歴史に影響を与えることなんて

そうそうありません。

 

中3には授業の際に話しましたが、

本当に「日露戦争」くらいなものなんです。

 

だから、私からすると、この本は

ありそうでなかった本だなと思えました。

 

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この本を生徒に見せるときは、

ついつい13世紀のページを

見せてしまいます。

 

「この〇〇=ハン国って国も

 モンゴル帝国なのよ。

 すごくない?

 アジアもヨーロッパも支配してるじゃん。」

 

「え?そんな国を日本は元寇

 追い払ったんですか?」

 

「そうそう!すごいよね!」

 

こんな風に盛り上がります笑

 

高専の受験を考えている生徒さんは、

高専の社会では、世界史の知識も

ちょこちょこと問われますから、

ぜひ目を通してみてほしいです。

 

 

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こちらは昨年の12月に

アフガニスタンで命を落とした、

中村哲さんの活動について書かれた本です。

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

中村哲さんについては、

以前もこのブログで紹介させてもらいました。

(すでにリンクが切れている

 ニュース記事などがあるため、

 少し読みにくいかもしれません。)

 

アフガニスタンの何十万人もの

命を救ってきた中村さんの本、

こちらも少し難しいかもしれませんが、

ぜひ挑戦してみてほしいです。

 

 

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最後に、数学が好き、

将来は理系に進みたいという生徒さんたちに

ぜひ挑戦してもらいたい本が、

数学ガール」シリーズです。

 

 

こちらはなんと、

数学をテーマにした小説です。

 

登場人物たちが数学の問題を出し合ったり、

数学の考え方から人生について考えたり・・・と

色々な視点から数学の見方を教えてくれます。

 

 

中学生にはちょっと難しいかもしれませんが、

数式の部分はパラっと読み飛ばしても

いいと思います。

 

また、姉妹版である、

数学ガールの秘密ノート」は

第1章・第2章あたりまでなら

中学生の知識でも

十分に理解できる式や説明で

書かれています。

 

こちらは高校で勉強をする数学の内容を

ちょっと背伸びして理解しようとするなら

うってつけの本です!

 

sakatajuku-chugakubu.hatenablog.com

 

以前紹介した、数学のマンガ

『はじめアルゴリズム』と合わせて読んで、

皆さんの数学愛を開化させましょう!!

 

 

 

ということで、皆さんの人生において

今後は二度とないような「退屈な」期間です。

 

この期間をどうか有意義に使ってください。

 

 

もちろん、塾の宿題も

きっちり終わらせてください!

 

 

分からないところは、

教室に来て質問をしてくれても

 

グーグルクラスルームで

分からないページを

コメントで残してくれる形でも

どちらでも大丈夫です!

 

 

明日も私はロクログを作りつつ、

中3数学の解説を作りつつ、

高校生の授業の教材研究をしつつ、

自習に来るみなさんを待ちたいと思います。

 

 

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きちんと課題を終わらせて、

長時間の自習につかれたら、

教室にある「謎解きゲーム」で

頭の別の部分を使ってもらっても構いません。

 

 

ということで、お互い頑張りましょう!