さかた塾中学部ブログ

旧・さかた塾中学部の19年度、20年度ブログです。最新のものは「進学塾ライトアップ」のHP( https://lightup-onomichi.com/ )をご覧ください!

【雑談】日本製鉄、呉製鉄所の閉鎖

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

 

 

明日は教室を17時から開けます。

ご注意ください!

 

 

先週、広島県民にとっては

大きなニュースが報じられました。

 

www.nikkei.com

 

the-liberty.com

 

www.msn.com

 

製造業が盛んな広島県にとっては、

大きなニュースです。

 

(以下あまりまとまっていない、

 ふわっとした私の考えです。

 ご了承ください。)

 

 

  合わせて約3300人が働くのは、基幹の製鋼工程にとどまらない。

鉄鉱石や石炭を貨物船から揚げる港湾荷役、

それらを運ぶ運輸業、プラント設備の更新を担う建設業――。

飲食業や事務機器リースなど出入り業者を含めれば、

関連企業は呉市と周辺に網の目のように広がる。

 

 取引先まで含めると、影響はさらに甚大だ。

 

 帝国データバンク広島支店によると、

日鉄日新製鋼などグループ6社との取引企業は県内に117社。

全体の従業員数は約1万8千人に上る。

同支店は「非正規雇用者を含めると、さらに多い」と指摘する。

 

1つの工場の閉鎖が従業員だけでも、

広島県内の約2万人に影響を与えます。

 

その家族も含めるといったい何万人の人に

影響を与えるのか、はかり知れません。

もしかしたら、広島県からの

人口流出につながる可能性もあります。

 

 

全員がただちに失業するわけではなく、

企業側もそれなりの対応をしてくれるでしょうが、

それでも地方の経済に

大きな打撃を与える可能性があります。

 

 

こうやって、

地方から働く場所が減っていくと、

ますます過疎化が進みます。

 

 

2019年度広島県公立高校入試の

英語の問題でも、

国泰寺高校の推薦入試の文章でも

とりあげられた地方創生。

 

 

過疎化を止めるために、

都市部から若者のUターン・Iターンを

推進しようとしても、

 

そもそもその地方に、

しっかりとお給料がもらえる仕事が無ければ

成立しません。

 

 

尾道では盛んな観光業も、近年は

豪雨災害、日韓関係の悪化やコロナウイルス

暖冬で雪が降らないことなど、

国内外・人為的なものから自然の驚異、

様々な影響を受けて不安定です。

 

 

人口減少を食い止めるには、

どうすればいいのか。

 

雇用は大企業頼みで、

私たちに出来ることはないのか。

 

 

 

人口が増加し、若者に人気のある福岡市

 

大都市圏へのアクセスが最悪なのに、

若者たちがよさこい祭りで盛り上がっていた高知市

 

何かこのあたりにヒントがあるような気がしています…。

 

私も藻谷浩介さんや沖大介さんなど、

地方創生やローカルベンチャーの専門家の本を

読んでもっと勉強していきたいと思います。

 

 

魯迅の『故郷』にあるように、

久しぶりに実家に帰省してみたら、

自分の故郷が寂れていて、がっかりした・・・。

 

尾道から都会へ羽ばたいていく生徒さんたちに、

そんな風に思わせないようにしたいですね。