さかた塾中学部ブログ

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【季節講習】冬期4日目!中学生全学年模擬試験

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

30日も14時から教室を開けています。

20時以降生徒さんがいらっしゃらなければ、

早めに閉めるかもしれませんのでご了承ください。

 

 

29日は全学年の模擬試験でした。

模擬試験中は本番と同じ雰囲気で、

と伝えているので休憩中も私語禁止。

 

あえて、素っ気なく振舞っています。

 

 

前職の塾でも模擬試験は行っていたのですが、

試験監督は教室の事務さんであったり、

大学生のアルバイトに任せていました。

 

ですので、生徒たちが模試を受けているのを

ちゃんと監督するのは、

尾道に帰ってきてからがほぼ初めてに近かったです。

 

 

以前にも書いていますが、

模試監督をやっていると本当に生徒さんたちの

色々な細かいところに気づけます。

 

模試を解いている後ろ姿だけでも

色々と感じるところがあります。

 

 

 

模試でしっかりと結果を出せる生徒さんは、

・のめりこんでいる

・ちゃんと見直しをして、「凡ミス」を訂正している

・ひじをつかない

・解答を配ったら、すぐに自分の答えを確認をしている

・一生懸命、筆圧を込めて書いているため、

 コンコンコンコン・・・と書く音が聞こえる

 

勉強が苦手な生徒さんは、

・眠そうだったので私が黙って目の前に立っていても、

 まだウトウトしている

・ひじをついてそこにグッと体重をかけて、

 頑張って寝ようとしている

・問題を解くのをそっちのけで何分も髪の毛を触っている

・問題を解くのをそっちのけで、

 ペンで指と爪の間をほじくっている

・解き終わって、テスト用紙に絵を描いている

・静かなテスト中に、

 ペン回し→失敗して机に落とす→ガチャン

 という不快な音を出している

・だから凡ミスに気づけずに、

 テスト直しで凡ミスでしたと言い訳をする

 

こんな様子です。

定期テスト中も同じなんだろうなというのが、

目に浮かびます。

 

 

そして、中3には以前の模試の際に、

もっとちゃんと見直しをしなさい、

と伝えていたのですが、

残念ながら、入試前の最後の模試である今回も

凡ミスと呼ばれるものは完全には無くなりませんでした。

 

中3のうち大問1の小問8問を全問正解出来たのは

1人だけ・・・毎回数学は比較的簡単な計算の小テストを

あえて行っていたのに、結果が出ず残念でした。

 

・時間が余ったら、問題用紙に解答を写せと

 何度も何度も言っているのに、

 毎回言われるまでやらない。

(見直す気もないし、人の話を聞く気もない)

 

・なぜか分数を文字で書く

 

・難しい問題は解けているのに、

 簡単な問題で落とす。

(模試では同じ配点です。

 自分が苦労して解いた努力を無駄にしています。)

 

・「当てはまるものをすべて選べ」で、

 答えを1つしか書かない

 

・問題に書いてある単語を

 そのまま解答欄に書くだけなのにつづりを間違える

(そしてそれに気づけない)

 

・解答がひらがなばかり・・・。

 採点基準では〇になるけど、それでいいの?

 

倍率が低い入試では、

これくらいのミスをしてもなんとかなるんでしょうが、

 

大学入試でこの状態なら、

まぁそれはそれなりの結果しか得られませんね。

 

中1・中2で気になる生徒さんは

試験中もしくは試験後に注意しました。

 

自己採点をして、

解き直しのレポートを出すように言っているのも

出来るだけ早く見直しをして、

自分の頭の中に知識や反省点を残してほしいし、

 

自分が〇のつもりで×だったところが

自分の甘さの部分だときちんと受け止めて、

直してほしいからです。

 

 

中学で行われた実力テストで

英語100点をとったある生徒さん、

(今度ちゃんと掲示しますね!)

 

なんと「have」を「habu」と書く

ミスをしていました。

 

もちろん、試験中に私から指摘は出来ないので、

私は心の中で「気づけー!」と

叫ぶことしか出来ませんでした。

 

ですが、試験が終わる前には、

きちんと訂正されていました。

 

 

一方で、いくらこちらが念じても、

目の前にずっと立っていても、

ウトウトしたり爪いじりをする生徒さんは、

残念ながら最後まで訂正してくれませんでした。

 

 

結果を出している人だって、

同じミスをすることがあるんです。

 

けれどそれがミスとして結果に出ないのは、

きちんと見直しをして、

少しでも良い点をとってやろうという執着の差です。

 

 

このだらしなさは、

ぜひ2019年に置いてきてほしい・・・。

 

2020年は1人1人が、点数アップのために

ちゃんと執着を見せてほしい。

 

そして、そういう気持ちを作ってあげられていない

私自身にもまだまだ改善の余地があるので、

もっともっとレベルアップしないといけない。

 

そんなことを考えました。

 

いっしょに頑張っていきましょう。

よろしくお願いします。