【雑談】クリスマスとポリコレ
みなさん、こんにちは!
さかた塾中学部、代表の西川です。
本日も面談&自習、ありがとうございました!
選抜Ⅰの小論文の対策をしたり、
都立日比谷の数学を解いてみたり、
高専の社会の解説をしたり、
私は充実した1日でした。
さて、もうすぐクリスマスなので、
アメリカ人の友人から聞いた話を1つ
ご紹介したいと思います。
みなさんは、
political correctness(ポリティカル・コレクトネス)
というものをご存知でしょうか?
差別・偏見を取り除くために、
正しい言葉を使おう、という運動です。
例えば、
男性につける敬称はMr.
女性につける敬称は既婚ならMrs.
未婚ならMissという形で、
私のような世代は学校で習ったのですが、
女性だけ区別するのでは
女性差別だろうということで、
既婚・未婚と問わないMs.という敬称が
使われるようになりました。
同じように、
消防士はfiremanからfirefighterに
警察官はpolicemanからpolice officerに
(男性だけじゃなく女性もなるから)
飛行機の客室乗務員は
stewardessからflight attendantやcabin attendantに
(-essはPrincess(王女)・actress(女優)
などに使われる女性語尾だから)
言い直されるようになりました。
日本語でも看護婦さんが看護師に、
保母さんが保育士に
という形で言い回しが変わっています。
これでいうと、最近来日したローマ教皇も
少し前まではローマ法王と言われていましたが、
今では報道などで「教皇」と呼ばれるのが
一般的なようです。
「法」というのは仏教の概念で、
キリスト教の人につけるのはふさわしくない、
というのが理由だそうです。
これとクリスマスと何が関係あるかというと、
なんと今のアメリカではメリークリスマス、
とは言わないんですね。
メリークリスマスは、
Merry Chiristmas と書き、
後半部分を読むとわかるように、
キリスト教のお祭りです。
祝っちゃいけないのか!ということになり、
今のアメリカでは「Happy Holidays!」
「ハッピー・ホリデーズ!」と言うそうです。
HolidayもHoly(神聖な)から来ているから
微妙なのではないのか・・・
「楽しい休日」ってなんか違うような・・・
色々と意見はあるようですが、
今ではクリスマスカードも、
Happy Holidays!となっています。
・・・ということで、
明日使える豆知識として、
ぜひお友達に教えてあげてください!
私は冬期講習の準備を頑張ります!
みなさん、メリークリスマス!