さかた塾中学部ブログ

旧・さかた塾中学部の19年度、20年度ブログです。最新のものは「進学塾ライトアップ」のHP( https://lightup-onomichi.com/ )をご覧ください!

【季節講習】夏期25日目!勉強大会2日目&【個別指導高校部】中学生を見習え!

みなさん、こんにちは!

 

さかた塾中学部、代表の西川です。

 

本日は勉強大会2日目でした。

模試の解き直しを

しっかりと頑張ってくれている、

中学生のみなさんが目立ちます。

 

 

悔しい結果だった生徒さんもいらっしゃいますが、

 

何が足りなかったのか、

どういうことを意識して勉強すればいいのか

 

そんなことを考えてもらえれば、

とても価値があります。

 

 

目先の結果だけでなく、

次につなげる勉強を頑張りましょう!

 

 

さて、本日は、

現状うちの塾にはまだ多くないのですが、

個別指導高校部のお話をしたいと思います。

 

先日、当塾にお通いの中学生の保護者の方から、

夏期講習のお礼のメールをいただきました。

 

「自習にたくさん行かせてもらって、

 ありがとうございます。

 お薦めの参考書も

 さっそく購入させてもらいました。」

 

趣旨としてはこのようなメールだったのですが、

私はこのメールを拝見して、

とても感心させられました。

 

 

すごいと思うのは主に以下の2点です。

①中学生のころから、

自分が勉強するための環境を

しっかりと選べて、

勉強時間をきちんと確保できている。

 

勉強をする環境は色々と自分で選べます。

学校の図書室、市立図書館、自分の家、

友達の家、喫茶店やファミレス、

コンビニのイートインスペース・・・

そして、もちろん塾です。

 

塾で勉強するのって、

実はけっこうハードルが

高いものだと思います。

 

友達とおしゃべりも出来ないし、

勉強道具をカバンにつめないといけないし、

外出用に着替えないといけません。

 

すごく当たり前に思えるかもしれませんが、

そうやってわざわざ塾を選んで、

こちらが呼んでいる時間以外に来てくれるというのは

本当に立派なことだと思います。

 

 

②自分にとって必要だと思うものを

きちんと選ぶことが出来ている。

 

ご本人がある教科の実力テストの結果を

気にしていたので、

自習に来ている際に、

「空いている時間にこの本で勉強してみれば?」

と教室にある参考書を紹介しました。

 

その後、上記のようなメールをいただき、

本人が自宅学習用に、

私が紹介したその参考書を

買ってくれたことを知りました。

 

 

このように、プラスアルファで自分の勉強用に

自分から参考書を選んで買う姿勢というのも

本当に素晴らしいと思っています。

 

この生徒さん以外にも、

自分で本屋に行って参考書を買ってきたんだ、

と見せてくれた生徒さんも

いらっしゃいました。

 

 

高校部の話だと冒頭でお伝えしたのに、

なぜ中学生のお話をさせてもらったかというと、

まさにこの生徒さんがやってくれていることが

私が高校生のみなさんにやってほしいこと

だったからです。

 

 

〇〇大学に行きたい!

と高い目標を立てているなら、

 

そのためにはどの教科を重点的にやればよいのか?

その教科のどの単元の成績をあげたいのか?

成績をあげるために、

今の自分の手持ちの戦力(参考書・塾・学校の授業)で

十分か、不十分か?

 

与えられる勉強だけじゃなくて、

高校生のみなさんには

しっかりとその辺りを考えながら

勉強をしてほしいのです。

 

 

もちろん、こちらがおすすめする問題集を

ただ闇雲に買ってくれと

言っているのではなく、

自分には何が必要なのかを

きちんと自分で考えてほしいと思っています。

 

 

中学生の皆さんは、

通学圏内の学校といえば、

選択肢は限られているのですが、

 

高校生の皆さんは、

大学選びで、1人暮らしも考えているならば、

その選択肢は100を超えます。

 

 

受験の方式も、

一般受験だけでなく

AO入試や推薦入試、

センター利用型やIELTS利用型、

全学部統一型など

いろいろな入試の形態があります。

 

 

また、地元の公立高校の

過去の大学の合格実績を見ていれば、

国公立大学に確実に行きたいならば、

北高なら上位100位以内には入っておきたいですし、

東高なら上位30位以内には入っておきたい

ということがわかります。

 

ただ、これはあくまでも

国公立大学ならどこでもいい

という場合の数字です。

 

全国レベルの大学であれば、

高校での順位は

もっと上を目指さなければいけません。

 

 

いきなりその順位に到達することは

難しいかもしれませんが、

すぐにはその目標には達しなかったとしても、

きちんと段階を踏んで

順調にその目標に向けて

進めているのかというのが大切です。

 

 

大学入試で、人気校となると本当に厳しい戦いです。

 

全高校生の中で、大学受験をするのは約50%です。

 

ということは単純に考えると、

高校受験の時に戦った受験生の上半分、

 

つまり、高校受験の偏差値が

50を超えている高校の生徒さんたちしか

大学受験をしないのです。

 

 

ですから、みなさんは

大学受験の自分の成績に関しては

高校の偏差値からマイナス10をして、

考えなければいけません。

 

 

自分と同じ高校に通っている人と

同じくらいの努力しかしなければ、

 

東校の生徒さんなら、

偏差値40半ばの大学に、

北高の生徒さんであれば、

偏差値50前半の大学にしか

合格できないわけです。

 

 

大学受験では、

みなさんが高校受験で戦わなかった

広島学院・広大附属・市立福山や

その他の中高一貫校

生徒さんとも戦います。

 

都市部に出たいと思っているなら、

広島県のライバルだけではなく

日本全国のライバルと、

また予備校に通う浪人生とも

戦わなければいけません。

 

本当に本当に厳しい戦いなんです。

 

 

・・・と、

こんなお話をさせていたたくのも、

いただいたメールで、

ある生徒さんのことを

思い出したからです。

 

f:id:chugakubu:20190830011958j:plain

 

この、塾で居眠りをしてしまっている生徒さん、

数年前、私が以前勤めていた塾に通ってくれていた生徒さんです。

 

学校に着替えを持って行って、

学校から直で塾に来て、

服を楽な服装に着替えて、

 

そのまま夜10時まで

毎日勉強をしてくれていました。

 

(彼の名誉のために言っておきますが、

 決していつも寝ているわけではありません!笑)

 

 

彼は高2のある定期テストの時に、

私の前で決意表明をしてくれました。

 

「次の定期テストで結果が出なかったら、

 俺は塾を辞める。

 親に払ってもらっているお金がもったいないから。」

 

そこから彼は、

毎日塾に来て勉強をしてくれるようになり、

定期テスト当日には、

「朝5時に塾を開けてください!

 最終確認をしてください!」

言い出すようになっていました。

 

私も、そこまで頑張ってくれているならと、

数回朝5時から塾を開けさせてもらいました笑

 

そして、彼は次の定期テストでは

見事にクラス1位を取りました!

 

 

本当に勉強一筋で、

高2の夏以降から受験まで

突っ走ってくれました。

 

しかし・・・

最終的に・・・

彼は受験した第一・第二志望の大学に

落ちてしまいました。

 

 

みなさんが魅力を感じた大学なら、

きっと全国にいる多くの人たちも

同じように魅力を感じる大学のはずです。

 

高校受験のときとは

ライバルの質が全く違います。

 

本当に覚悟をして、

受験に臨んでほしいと

心から思っています。

 

少人数しか募集をしていませんが、

決して大学受験を

片手間で考えているわけではありません。

 

そのことは教室に来ていただいて、

お話をさせてもらえれば、

ご理解いただけると思います。

 

 

・・・ということで、

以前のブログの高校部の話では

成功した生徒さんのお話をさせて頂きましたが、

決してそんな生徒さんばかりではない、

 

大学受験は一部の成功した人の裏側に

大勢の屍があるんだぞということを

肝に銘じてもらいたいと思っています。

 

 

最初にあげた中学生の生徒さんのように、

高校生の生徒さんにも

しっかりと勉強に

前向きになってもらえるように、

自分から走り出してもらえるように

 

通ってくれている生徒さんには

改めてしっかりと

声掛けをしていきたいと思います。

 

 

多くの生徒さんに通ってもらえ、

みなさんの夢を叶えられるように、

私も引き続き頑張りますので、

一緒に頑張れる方、お待ちしています!!